3年に1度開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。今年も7月29日(日)~ 9月17日(月)の51日間、約760㎢もの広大な地域を舞台に、約380のアート作品が点在する芸術祭が開催されている。そのエリアの広大さは、東京23区を合わせた約620㎢と比べても一目瞭然! 当然、歩いては回れないし、一日ですべてを制覇するのも困難だ。
そんな芸術祭の鑑賞のコツは、事前に、見たい作品や食事場所などの計画を立てておくこと。
そこで本書の登場。過去に6回開催されている芸術祭を実際に訪れたことのある人を中心にアンケートを実施し、その中から飲食店、宿泊施設、温泉、観光名所をピックアップ。全作品の解説&マップと一緒にまとめている。つまり、これさえあれば芸術祭の計画はバッチリ、というわけ!
こうした情報は、もちろん芸術祭の開催期間中以外にも有効なので、秋に里山の稲穂を見に行ったり、冬に温泉を目指したり…という時にもおすすめ。
『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018公式ガイドブック』
北川フラム
現代企画室
1300円
芸術祭サイト