犬や猫などペットを飼う人が増えてきたと同時に、尊い命も失われていることをご存知だろうか。そんな中、環境省では、平成24年9月5日に公布された「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正した法律(平成24年法律第79号)」が9月1日に施行となった。該当する法律は以下。
[1]動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針の一部を改正する件
[2]家庭動物等の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
[3]展示動物の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
[4]実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準の一部を改正する件
[5]産業動物の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
[6]動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置についての一部を改正する件
[7]犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置についての一部を改正する件
新たな法案では、動物が逸走した場合に発見を容易にするため、マイクロチップ装着するなど所有明示や、飼養が困難になった場合の譲渡先を探すための体制を確保すること、さらに野良猫を管理する場合には、不妊去勢手術を施してから保護することなどが加えれている。この機会に、ぜひ動物との関わり方を改めて考えてほしい。