世界中が外出制限を続ける中、それぞれの自宅での演奏による音楽コラボレーションが次々と生まれ、ライブストリーミング・フェスティバルも活発化している。その中でも、これまでで最大規模となる「One World: Together At Home」は、レディーガガのキュレーションということで注目されていた。国際的な非営利団体Global Citizenと世界保健機関「WHO」が立ち上げたこの企画は、新型コロナウイルスの影響を受けているすべての人々と団結を示し、活動最前線でコロナウイルス感染者の治療にあたっている医療従事者を称え、支援することを目的に行われた。
全8時間に及ぶコンサートの模様は下記YouTubeで全編公開中!
イギリス発祥の「clap for our carers」という医療従事者への感謝を込めた拍手の映像から始まる。これは世界全土で広まっていて、New Yorkでは毎日午後7時になるとたくさんの人がベランダや外に出て拍手をしたり、口笛を吹いたり、楽器を演奏したりして医療に携わる人達へ自分達の感謝の気持ちを伝える活動である。アメリカやヨーロッパを中心に集められたスティーヴィー・ワンダー、テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、リゾなど100組以上の豪華出演者が、自宅待機が長引く私たちや医療関係者へ労いのメッセージを寄せ、自宅でのパフォーマンスを披露。十分なサウンドシステムやライティングによる演出効果もない中で、トップアーティストの実力が存分に感じられるライブの合間には、医療現場の様子や専門家のインタビューも伝えられ、この脅威をみんなで一緒に乗り越えていくというモチベーションを高めてくれるものとなった。視聴者への寄付金のお願いは無かったが、翌日にはパートナー企業、及び慈善家から約140億円のも義援金が集まったこの企画のキュレーターを務めたレディガガは、1954年ナット・キング・コールの楽曲「Smile」のカバーを演奏し、世界中へ彼女の祈りや愛を届けた。
また今回のコンサートで披露された楽曲をほぼ収録したアルバムがApple Music / Spotify / Amazon Musicにて緊急配信
アジアからは、韓国のSUPER Mがこのイベントに参加し、未発表曲の「With You」を披露した。ワークアウトや料理、お絵かきなど自宅待機中メンバーそれぞれの過ごし方を紹介しながらのパフォーマンスは親しみが深く、最後には「Stay Strong, Stay Healthy」と我々を温かい気遣うコメント。そんな彼らは、「One World: Together At Home」の参加を皮切りに、「#STAY HOME WITH SuperM」というプロジェクトを始動させた。ライブの配信だけでなく、メンバーおすすめの映画の紹介や、プレイリストの公開など自宅での時間を楽しくさせてくれる企画。タイムラインは以下となっている。
#1 One World: Together At Home APRIL 19 3AM
#2 SuperM Movie Recommendations APRIL 19-25 4PM
#3 SuperM Truth or Dare Submissions APRIL 20-23
#4 SuperM LIVE: Beyond The Future APRIL 26 3PM
#5 SuperM Quarantine Playlist MAY 3-9 4PM
#6 Truth or Dare With SuperM Video Release MAY 10 4PM
Instagram SuperM https://www.instagram.com/superm/