credit : Yasser Abubeker/Daisy Zhou
ゴリラズ、ビョーク、ソランジュらも絶賛、メインストリーム/ポップとレフトフィールドを横断し、ポスト・アリーヤとも評されるアーティスト、ケレラ。2017年に絶賛されたデビュー・アルバム『Take Me Apart』とそれに続くリミックス作品をリリースして以来、待望の新曲「Washed Away」をMVと共に解禁。
楽曲のプロデュースはダウンテンポ~ジャングル~アンビエントなど様々な楽曲を手がけるYo van Lenzがつとめた。自律性、個人の帰属性、自己再生といったテーマで作られた楽曲について、ケレラ自身は次のようにコメントしている。
私は盛り上がる曲も大好きだけど、活動休止からの最初の楽曲として、アンビエントな楽曲の方がより正直だと感じた – Kelela
MVの監督はYasser Abubekerが監督しており、エチオピアのアファール地方北部に位置するダナキル窪地の中にケレラが登場する。
私は特に、疎外された黒人に語りかけ、私たちが不当な扱いを受けていると感じるように作られた世界の中で、それを一新することに焦点を当てたいと考えている。この曲は、自分の内側に向かっていくことで自分を解放する時のサウンドトラックになっている。 – Kelela
R&Bとダンスミュージック、さらには音楽を超えてアート、ファッションを巧みに横断する唯一無二の存在として各方面からの評価を確固たるものにしたケレラ。ジャンルを問わない音楽のスタイルと同様にヴァイジュアル的にも独自のスタイルで革新をもたらし、エレガントでフューチャリスティック、そして神々しく官能的な存在として人々を魅了する彼女の今後の活動から目が離せない。
Kelela
“Washed Away”
Now On Sale
(Warp)