陶酔を誘うJ-POPの幻覚のような音楽ーーメインストリームのポップとエレクトロニックミュージックの境界線で、デジタル時代の情熱的で奇妙なバロックを紡ぎだすGolinが7月20日に “Tagawa 3000”をリリースした。
最新のソロEP“Crush”は、シンガーソングライター、プロデューサー、パフォーマーとしてのGolinを詰め込んだ魅力的なショーケース。
“Tagawa 3000”ではトラックのプロデュースをBugasmurf、ヴィジュアルをトリノとアムステルダムに拠点を持つコレクティヴであるMRZBが手掛けた。MRZBは親密で薄暗い、ノワールなムードを生み出し、ポストデジタルのアーティフィシャリティをより強く感じさせる。
過去のビデオやソーシャルメディアの投稿を再利用したモノクロのイメージは、両面鏡貼りのミラーボックスの床、天井、壁にコラージュされ、背景として使用された。GolinとMRZBは、イタリアのフィレンツェにあるMRZBのスタジオで5日間かけてコンセプトを作り出し、実現して行った。
Golin
“Tagawa 3000”
Release date : 20/07/2022
Production : Bugasmurf
Mix : Luca Derom
Master : Jesse Osborne-Lanthier Label : Golin & co
Visuals : MRZB