“一人っ子政策”が進む1980年代から2010年まで、激動の中国30年を背景に、喜びも悲しみも分かち合いながら生きる夫婦の姿を描く映画『在りし日の歌』がまもなく日本公開。
ヤオジュンとリーユンの夫婦は、ひとり息子のシンと中国の地方都市で幸せに暮らしていた。しかし、事故でシンを亡くしてしまい、乗り越えられない悲しみを抱いたふたりは、故郷を捨て、見知らぬ町へと移り住むことに――。
夫婦役を熱演したワン・ジンチュンとヨン・メイは、ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、最優秀女優賞をダブル受賞する快挙を成し遂げた。大きく変貌し続ける社会の中で懸命に生きる人々を丁寧に描き出した人間ドラマ。公開は4月3日より。
在りし日の歌
監督:ワン・シャオシュアイ
出演:ワン・ジンチュン、ヨン・メイ、チー・シー、ワン・ユエン、ドゥー・ジャン、アイ・リーヤー
配給:ビターズ・エンド
(2019年/中国)
4月3日(金)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
©Dongchun Films Production
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