冤罪の死刑囚たちのために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンが起こした奇跡の実話を映画化した『黒い司法 0%からの奇跡』が2月28日に公開される。
「クリード」シリーズや『ブラックパンサー』で知られるマイケル・B・ジョーダンが、ジェイミー・フォックス(『Ray/レイ』『ジャンゴ 繋がれざる者』『ベイビー・ドライバー』)、ブリー・ラーソン(『ショート・ターム』『ルーム』『キャプテン・マーベル』)という2人のオスカー俳優と共演する本作は、若き弁護士ブライアン・スティーブンソン(マイケル・B・ジョーダン)と、彼が正義を求めて挑んだ歴史的な闘いの力強く示唆に富む実話に基づく。
ハーバード・ロースクール卒業後、ブライアンはいくらでも金になる案件を扱うチャン スがあった。だが彼が向かったのはアメリカ南部のアラバマ。エバ・アンスリー(ブリー・ラーソン)という地元の同志とともに、冤罪で苦しむ人々、あるいは、きちんとした弁護士を雇う余裕がない人々を弁護するためだ。そして彼の最初にしてもっとも衝撃的な案件のひとつとして、ウォルター・マクミリアン(ジェイミー・フォックス)を弁護することになる。ウォルターは、18歳の少女を惨殺した罪で1987年に死刑を宣告されていた。彼の潔白を示す優位な証拠があり、彼に不利な証言は、嘘をつく動機がある犯罪者からのたったひとつの証言しかないという事実にもかかわらず、である。その後何年もの間、ブライアンは司法と政治の世界の複雑な駆け引きとあからさまな人種差別の渦に巻き込まれながら、ウォルターや彼のような人々のために、不利な状況と司法システムのなかで闘い続ける。
黒人への差別が根強い1980年代アラバマ州。仕組まれた証言、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の差別と不正がブライアンの前に立ちはだかる。果たしてブライアンは、最後の希望となり、彼らを救うことができるのか!? 可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑む。
そのほかの主要キャストとして、運命の日を待つ死刑囚(ハーブ)・リチャードソン役でロブ・モーガン(『マッドバウンド 哀しき友情』)、ウォルター・マクミリアンが有罪になるうえで極めて重大な証言をしたラルフ・マイヤーズ役でティム・ブレ イク・ネルソン(TV「ワームウッド -苦悩-」)、ウォルターの有罪判決を守ろうと必死になる地方検事トミー・チャップマン役 でレイフ・スポール、ブライアンが手がけるもうひとつの冤罪事件の死刑囚アンソニー・レイ・ヒントン役でオシェア・ジャク ソン・Jr(『ストレイト・アウタ・コンプトン』)、さらに、夫を支え続けるウォルターの妻ミニー・マクミリアン役でカラン・ケンドリック(『ヘイト・ユー・ギブ』)らが出演。
本作で製作を務めるのは、オスカーに二度ノミネートされたギル・ネッター(『しあわせの隠れ場所』『ライフ・オブ・パイ /トラと漂流した227日間』)、アッシャー・ゴールドスタイン(『ショート・ターム』)、マイケル・B・ジョーダン。製作総指揮をブライアン・スティーブンソン、マイク・ドレイク、ニーヤ・クイケンドール、ガブリエル・ハモンド、ダニエル・ハモンド、スコット・バドニック、ジェフ・スコール、チャールズ・D・キングが担当する。
監督のクレットンは、スティーブンソンの著書「黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う」(亜紀書房刊)に基づき、アンドリュー・ランハム(『ガラスの城の約束』)と脚本を共同で執筆した。同作は、2014 年にスピーゲル&グラウ社より出版されると、「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに180週以上留まり(2019年12月時点)、「タイム」誌を含 む数多くの有名出版物の年間優秀書籍の一冊に挙げられた。また、スティーブンソンは同作でアンドリュー・カーネギー 勲章、NAACP(米黒人地位向上協会)イメージ賞、ノンフィクション部門でデイトン文学平和賞を贈られた。
今の時代にこそ観るべきこの大作を一足はやく鑑賞できる試写会にご招待。
『黒い司法 0%からの奇跡』一般試写会
【日程】2月19日(水)
【時間】18:30開場 19:00開映 本編:137分
【場所】ワーナー・ブラザース 内幸町試写室(東京都港区西新橋1-2-9日比谷セントラルビル1階)
【組数】10組20名
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【注意事項】
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※満員の際は消防法によりご入場をお断りいたします。予めご了承ください。
※開演後のご入場は堅くお断りいたします。
※場内での録音・録音機器の使用を固く禁止致します。
※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。
『黒い司法 0%からの奇跡』
2020年2月28日(金) ロードショー
公式サイト:kuroi-shiho.jp
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
原作:ブライアン・スティーブンソン
脚本:デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ランハム
出演:マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソンほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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