キーラ・ナイトレイ主演、ローマン・グリフィン・デイヴィス(『ジョジョ・ラビット』)、リリー=ローズ・デップ共演、人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描く『サイレント・ナイト』が、11月18日(金)より、グランドシネマサンシャイン 池袋ほかにて公開。本作のメインビジュアルと予告編映像が解禁となった。
【世界終末】 × 【クリスマス】あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満した世界
もしも家族と友人たちが集うクリスマスが“人類滅亡の日”だったら……
人類を滅ぼす毒ガスの原因をめぐり「ロシアの陰謀説」「環境が悪化した地球による復讐説」など、子供たちが大人顔負けの主張をぶつけ合い、久々に再会した大人たちも学生時代の思い出話に花を咲かせるが、悪酔いして昔の浮気を暴露したりと、クリスマスパーティーは大混乱。ブラックユーモア満載のホームドラマと極限のサスペンスが渾然一体となり、観る者を予測不能の映画体験へと誘っていく。監督のカミラ・グリフィンはローマン・グリフィン・デイヴィスの母親で、ローマンの双子の弟ハーディとギルビーも出演。グリフィン監督は、新型コロナのパンデミックを予見したかのような世界観を創出。クリスマス映画と終末的なディザスター映画という対極的なジャンルを融合させ、前代未聞のサプライズを呼び起こす一作を完成させた。
クリスマスイブのディナーパーティー。ネルとサイモン、息子のアートたち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくる。久々の再会を喜びつつ、ネルが腕をふるったご馳走と美味しいお酒を楽しむ一同。そんなパーティーの最中、ネルは意味深なセリフで乾杯の音頭を取る・・・「安らかな死に」・・・。
実は大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した*【EXITピル】という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいるのだ。何も知らない息子のアートは、スマホで人類を絶滅させる毒ガスについて調べている。大人たちは子供たちに説明する。
「親として分かってほしい。私たちは悪くない」 (でも、“死”を受け入れるしか、どうしようもないと)
しかし、純粋な子供たちは困惑する・・・。
本当に人類は絶滅してしまうのか? もしも、安らかな自殺を推奨している政府が間違っていたら?
そして、謎の猛毒ガスは地球全土を席巻し、ネルたちの屋敷にも間もなく到着してしまうのだ。果たして“最後の聖夜”に彼らが取った選択とは・・・。
*【EXIT (イグジット)ピル】とは・・・苦痛を無くす自殺用の薬。人類を滅ぼす毒ガスから逃れる術はなく、イギリス政府はこの薬を国民に配布し、“尊厳ある死”を選択するよう推奨している。
『サイレント・ナイト』
11月18日(金)グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開
https://silent-night.jp/
監督:カミラ・グリフィン
出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、ローマン・グリフィン・デイヴィス、アナベル・ウォーリス、リリー=ローズ・デップ
2021年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/90分/原題:SILENT NIGHT
© 2020 SN Movie Holdings Ltd
配給:イオンエンターテイメント、プレシディオ
<ストーリー>
今日はクリスマスイブのディナーパーティー。ネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、息子のアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)たち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくる。しかし、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した【EXITピル】という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいる。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのだろうか・・・。