世界最高峰のテニスプレーヤー大坂なおみに2年間に密着したNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』(全3話)の全世界独占配信日が、2021年7月13日(火)に決定。また本作が、AFI(アメリカ映画協会)が開催するAFIドックス映画祭のオープニングナイト上映作品になることも決定した。
これまで人種や階層、アメリカの歴史をテーマにした作品で高評価を受け、『タイム』(2020)が第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画にノミネートされた新進新鋭のギャレッド・ブラッドリーが監督を務めることでも大きな注目を集めている。
同世代の選手たちの中でも飛び抜けた才能に恵まれ、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親というバックグラウンドを持つアスリート、大坂なおみ。
本作は重いプレッシャーに満ちた勝負の世界で生き抜く1人の女性としての大坂のプライベートに2年間密着。2019年の全米オープンからのグランドスラム連覇の歴史的な功績をはじめ、その裏に秘められた決断、葛藤、想いなど、これまで明かされることのなかった彼女の”歴史”と”今”に迫る。
過酷なトレーニングや世界を飛び回るめまぐるしいスケジュールのなか、プレッシャーを抱えて戦う一方で、黒人の命の大切さを訴えるマスクを着けて試合に挑む姿や、尊敬するバスケットボール選手コービー・ブライアントの予期せぬ悲劇の死に打ちひしがれる様子、そして家族と過ごすありのままの素顔。自身のもうひとつのルーツであるハイチ、そして代表選手として活躍する日本との深いつながりを紐解いていく。
若きアスリートであり次世代のリーダーとして世界に注目されながら、多文化的なアイデンティティを持つ大坂なおみの、潔いほどの実直さと繊細さを映し出すドキュメンタリーだ。
監督は、人種や階層社会の問題や現代アメリカの本質をテーマに作品を撮り、理不尽な懲役刑を科せられた夫の釈放のために戦う黒人女性を追った『タイム』(2020)が第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたギャレッド・ブラッドリー監督。2020年サンダンス映画祭の米ドキュメンタリー長編映画コンペティション部門で優秀監督賞を受賞した初の黒人女性監督。
さらに本作は、2021年6月22日に開催されるAFIドックス映画祭オープニングナイトにてワールドプレミア上映されることも決定。AFIドックス映画祭では、国内外から集められた多数のドキュメンタリー作品が上映され、過去の受賞作の多くがアカデミー賞やエミー賞にノミネートされていることから、今後の賞レースの前哨戦としてその動向にも注目が集まっている。
Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』7月13日(火)Netflixにて全世界独占配信
▼作品ページURL
https://www.netflix.com/大坂なおみ