陶磁器ブランド「HASAMI PORCELAIN」(ハサミポーセリン)は、アーティスト・とんだ林蘭と協業したマグカップを、2024年1月29日(月)11時より特設サイトにて発売。2023年4月にローンチした、アートとマグカップの新たな可能性を探るプロジェクト『ART MUG』の第四弾となる。
「HASAMI PORCELAIN」は、2011年にアメリカでスタートし、日本では2013年より販売を開始。波佐見焼のテーブルウェアとして、ロサンゼルス在住の篠本拓宏のディレクションのもとに生まれた。装飾性を排し、直線と曲線が調和したデザインは機能性と製造工程の必然性から生まれ、共通の直径で設計されたアイテムはスタッキングが可能。原料の天草陶石に土を混ぜた「半磁器」のマグ、プレート、ボウル、ティーポットなどは、米国(約100店舗)、ヨーロッパ(約50店舗)、アジア・オセアニア(約100店舗)で愛用されている。2016年には、米国のApple社のオリジナルマグカップにも採用され、国内外で注目を集めた。
「ART MUG」プロジェクトは、同ブランドの国内展開10周年(2023年)を迎えるにあたり、その節目に相応しいプロジェクトとして2021年に発足。印刷業者、窯元と協業しながら、プリント時の発色・再現の向上を目指し、新たな可能性を追求してきた。参加アーティストは計6名。とんだ林蘭氏とのコラボレーションをもって、プロジェクトは一旦完結となる。
「ART MUG」第四弾
製品名:Life In Sight
アートワーク:とんだ林蘭
サイズ:Ø 85 × H 89 m
容量:385 ml
価格:4,180円(税込)
発売日時:2024年1月29日(月)11時~ ※1月18日(木)11時より先行予約開始
販売特設サイトURL:https://hasami-porcelain-artmug.com/
とんだ林蘭 (とんだばやし らん)プロフィール
1987年生まれ、東京を拠点に活動。コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作する。猟奇的でいて可愛らしく、刺激的な表現を得意とし、名付け親である池田貴史(レキシ)をはじめ、幅広い世代のさまざまな分野から支持を得ている。
http://tondabayashiran.com/
https://www.instagram.com/tondabayashiran/
本人よりコメント
棘のある茎と口紅、両方とも自分が特に好きなモチーフです。ドローイングやコラージュでよく使うモチーフではあるものの、そのふたつを組み合わせた事はありませんでした。今回初めて組み合わせてみて、見慣れたものたちが違った見え方になり、自分の中でも新鮮なアートワークとなりました。さりげないけど二度見してしまったりふと頭の中が開いていくような、そんな存在になったら良いなと思います。もともとのマグカップの形が洗練されているのにわざとらしくなく、使いやすく、良い形なのでその上にアートワークをのせる事が出来て嬉しいです。
HASAMI PORCELAINについて
日本で有数の窯業の盛んな地、長崎県波佐見町。この地で約400年前の江戸時代につくられはじめた磁器は、当時から日本各地はもとより、長崎港を経てヨーロッパへも出荷されました。早くから量産体制が整えられたため、日用の食器としての確かな質と価格を実現したことが知られている。豊かな伝統は、現代まで脈々と受け継がれてきた。「HASAMI PORCELAIN」は、篠本拓宏(tortoise)のディレクションにより、こうした遺産を現代のコンセプトで革新するテーブルウェアとして生まれた。2023年10月には新作となる「THE GREY COLLECTION」をリリース。
http://www.hasami-porcelain.com/
https://www.instagram.com/official_hasamiporcelain/