2010年に創業されたブエノスアイレスのフレグランスブランド「FUEGUIA 1833」が12月15日(金)にキャンドル5種を同時発売する。
「FUEGUIA 1833」は、創業以来南米の広大な地域や、文化の発展から様々なインスピレーションを得ている。創業者であるジュリアン・ベデルが使用する原材料の多くは、南米をはじめとする先住民族の伝統医療に用いられてきたもの。そして現在も南米を起点としながら、絶えず視野を広げ、他地域の文化を取り込むことで、地理的・文化的な展開し続けている。
Fueguia Casa(フエギア カーサ)は、私たちが愛する生活空間の中で、記憶やアイデンティティに対する理解を深めるための独自のコレクションとなる。Velas(ベーラ)は伝統的なガラスキャンドルで、100%コットン製の芯、生分解性成分のワックスを使用。また、パッケージの木箱は再利用が可能。
Ett Hem エット ヘム
世界の二つの果てとは、パタゴニアの最南端とスウェーデンの最北端。遠く離れた地にありながら、互いが延長線上にあるかのような風景は、まるで鏡のように映し出される。スウェーデン「エットヘム」ホテルとのコラボレーションから生まれたアロマティック・ランドスケープコンセプトは、木製家具と手織生地の洗練された温もりに包まれたアンティークハウスに、二つの針葉樹林の繋がりをもたらすことだった。
Jazmín Criollo ジャスミン クリオーロ
サマーハウスのドアや窓を開くと、ジャスミンのつるが一面に広がる。テーブルやベッドにかけられた白い布へ流れる疾風が、新しい季節の期待感を吹き込む。ウルグアイ郊外の田園的な魅力であれ、地中海の古典的な魅力であれ、海辺で過ごす輝かしい夏を想う感覚に変わりはない。
Orquídea Nocturna オルキデア ノクターナ
南米の夜花、オルキデアノクターナとカカオフラワーに私たちは魅了される。最も暗い時間に香りを放つ彼らは、バルサミックで甘美な香りによって受粉者を誘い寄せる。
Siesta en los Andes シエスタ エン ロス アンデス
日差しが照り付けるアンデス山麓。イチジクとアグアリバイの天蓋の木陰でシエスタ(午睡)に入る。周囲のヴィニヤードからは、ドライな甘さが漂い、時折吹き下ろす暖かいゾンダの風に運ばれて、その心地良さの邪魔をする。
Tierra del Fuego ティエラ デル フエゴ
北極圏から近い群島では、先住民が至るところで夜通し焚き火を行っていた。煙が立ち込め、森が燃えるように見えたため、これら中生代の島々には「火の土地」という名が付けられたという。
【ベーラコレクション 各200g ¥18,700(税込)】
12月15日(金)同時発売
About FUEGUIA 1833
創業者であり調香師のジュリアン・ベデルが、自らが愛する詩やタンゴ、そして彼の人生に影響を与えたアルゼンチンのパタゴニアに広がる大自然や歴史、文化、人物などからインスピレーションを得て、2010年に誕生したブランド。「FUEGUIA 1833」という名前は、自然科学者のチャールズ・ダーウィン、海洋探検家ロバート・フィッツロイと、ティエラ・デル・フエゴの住民、フエギア・バスケットとの出会いに着想を得ている。
JULIAN BEDEL(ジュリアン・ベデル)
FUEGUIA 1833の創業者かつ調香師。彼の豊かな感性によって、FUEGUIA 1833のフレグランスは生み出さている。アーティスト、弦楽制作家、デザイナーの顔を持つベデルは、フレグランスに文化的なアイデンティティが欠如している事に気づき、自らが愛する詩やタンゴの世界をパタゴニアの豊かな植物の香りによって表現したいと考えた。そして2010年にFUEGUIA 1833を創業。2002年に祖国アルゼンチンの地域社会の発展を目的としてNPO『Help Argentina』を立ち上げ、フレグランスに使用される一部植物の栽培、採取、蒸留などを行っている。