オリジナルの陶磁器ブランド 「HASAMI PORCELAIN」(ハサミポーセリン)が、7名のアーティストと協業したプロジェクト『ART MUG』をスタート。第一弾として、心象風景を言葉で表現した“ラクガキ”と呼ばれる作品で知られる内田洋一朗がアート ワークを手がけたマグカップを、2023年4月17日(月)11時より特設サイトにて発売。
「HASAMI PORCELAIN」は、波佐見焼のテーブルウェアとして、ロサンゼルス在住の篠本拓宏のディレクションにより、2011年にアメリカでスタートし(日本では2013年より販売を開始)。フォルムには一切の装飾性がなく、潔くすっきりとした直線と、機能と製造工程の必然性から導かれた意味のある曲線のデザインが特徴だ。また共通の直径で設計され、一定のモジュールに従ったサイズ展開によりスタッキングが可能。
原料の天草陶石に土を混ぜた「半磁器」のマグ、プレート、ボウル、ティーポットなどを中心に、現在は、米国(約100店舗)、ヨーロッパ(約50店舗)、アジア・オセアニア(約100店舗)で展開している。2016年には、米国・Apple社のオリジナルマグカップに採用され、国内外で大きな注目を浴びた。
2023年は、同ブランドの国内展開10周年を迎える。これを記念して、アートとマグカップの新たな可能性を探るプロジェクト『ART MUG』をスタートする運びとなった。ベースとなるのは、ミディアムサイズのマグカップ(ボディカラーは『ホワイト』)。アーティスト、印刷業者、窯元と協業しながら、約2年にわたって発色・再現の向上を図るべく試行錯誤を重ねてきた。満を持して計7種類(7名分)のマグカップを年内に順次発売。
なお、『ART MUG』のローンチにあわせて、かつて展開していたカラー『ホワイト』が復活。従来品から釉薬を変えるなどマイナーチェンジを行い、アイテムを絞って再リリースする。
「ART MUG」第一弾
Even a bad coffee is better than No coffee at all
アートワーク:内田洋一朗
サイズ:Ø 85 × H 89 mm 容量:385 ml
価格:4,180円(税込)
販売サイトURL:https://hasami-porcelain-artmug.com/
「きっと鉛筆カリカリさせながら本を書いてる間もあのDavid Lynchは、「Even a bad coffee is better than No coffee at all」(=まずいコーヒーでも、コーヒーがないよりはいい)と、思いながらコーヒーを啜ってツインピークスが出来上がったんだと想像しつつ、きっとぼくを含めた多くのコーヒーラバーも建前では蘊蓄言いながらも、本音では共感してると思いこのフレーズをチョイスしました」内田 洋一朗 コメント
HASAMI PORCELAIN
日本で有数の窯業の盛んな地、長崎県波佐見町。この地で約400年前の江戸時代につくられはじめた磁器は、当時から日本各地はもとより、長崎港を経てヨーロッパへも出荷された。早くから量産体制が整えられたため、日用の食器としての確かな質と価格を実現したことが知られている。豊かな伝統は、現代まで脈々と受け継がれてきた。「HASAMI PORCELAIN」は、篠本拓宏(tortoise)のディレクションにより、こうした遺産を現代のコンセプトで革新するテーブルウェアとして生まれた。
『ART MUG』のローンチにあわせて、生産中止となっていたカラー『ホワイト』のマイナーチェンジを行い、一部アイテムを再販売。白磁がベースとなっているため、飲食店やショップのロゴを転写することも可能(BtoBのみ対応可能)。一般に向けては、4月17日より、SAIKAISHOP(https://saikaishop.com/)のみでの販売となる。
『ホワイト』ランナップ(予定)
Mug Cup 85mm Small White ¥2,200(税込) Mug Cup 85mm Medium White ¥2,750(税込)※『ART MUG』のベースアイテム Mug Cup 85mm Large White ¥3,300(税込) Tasting Cup 85mm Small White ¥1,320(税込) Tasting Cup 85mm Medium White ¥1,650(税込)
WEB サイト:http://www.hasami-porcelain.com/
Instagram (@official_hasamiporcelain) :https://www.instagram.com/official_hasamiporcelain/ #hasamiporcelain