Courtesy of THE CLUB | Photo by KEI OKANO
クラウディア・ペニャ・サリナスのアジア初個展「Atlpan」が、THE CLUBにて開催中。会期は、11月8日まで。
ペニャ・サリナスは、メキシコ出身の女性アーティスト。1975年に生まれ、98年にシカゴ美術館附属美術大学で学士(美術)を、2009年にニューヨークのハンター・カレッジで修士(美術)を取得。現在は、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動。個人史、また自身が関心を寄せる美学や歴史の研究に基づき、メキシコの自然や神話をモチーフとした作品を制作している。
アジア初個展となる本展のために、サリナスは約1ヶ月長野県に滞在。会場は、日本の着物や障子からも着想を得たインスタレーションや、メキシコの自然をモチーフにし、日本の山で集められた石を使ったオブジェ、さらには、アステカ族の水の女神「チャルチウイトリクエ」をテーマとした映像作品で構成される。
本展の開催に寄せてサリナスは、「日本には、メキシコと異なる自然や神話があるのですが、私の作品を通してその背後にある、共通している精神性を味わってほしい」とコメントしている。
過去と現在、そして風土的なものと神聖なものを凝縮した、一種の旅行記のような作品を堪能したい。
Courtesy of THE CLUB | Photo by KEI OKANO
Courtesy of THE CLUB | Photo by KEI OKANO
クラウディア・ペニャ・サリナス「Atlpan」
会期:2019年9月7日~11月8日
会場:THE CLUB
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 銀座蔦屋書店内
電話番号:03-3575-5605
メール:info@theclub.tokyo
URL: http://theclub.tokyo
開館時間:11:00~19:00
休館日:会期中無休
料金:無料