クロスティーニ、パスティッチョ、ピットレ、カルピオーネ。
これらの言葉達の意味をご存知でしょうか。実はこの4つのワード、呪文ではなく、全てイタリア料理の料理名!
昔のイタリア人は、一食3時間かけて食し、満腹になると鳥の羽で意図的に嘔吐を起こし、空腹にしたというから驚き!
現代においても美食のフィロソフィーは受け継がれています♪
2010年に無形文化遺産にも登録され、食を大切にする国という意味で先輩であるイタリア!
今回はお弁当に詰めるもよし、おつまみにするもよし、簡単ヘルシーお惣菜をご紹介します。
1.これぞヘルシーおつまみ”小鯵カルピオーネ”
カルピオーネとは日本で言う、南蛮漬け!冷蔵ならば一週間保存出来るのも嬉しい所。
■材料
小鯵 6尾(イワシやワカサギなどお好みの魚で)
オリーブオイル(にんにくと鷹の爪を入れておくと香りが移り更に美味しい。)
玉葱(1/2個)、人参(1/2個)、セロリ(1/2本)
☆白ワインビネガー(100cc)、砂糖、ケッパー
強力粉
■作り方
1)魚はおろして、強力粉をはたいておく。野菜は千切りにする。
2)野菜がしんなりするまで炒めたら、調味料(☆材料)を入れる。
3)小鯵を、多めのオリーブオイルで揚げる。
4)瓶に野菜、小鯵野菜の順番で詰めて一晩までば出来上がり。
2.トマトソースは何でも合う!”残り野菜のカポナータ”
■材料
好きなお野菜(じゃあぎもなどのデンプン質は控えて下さい)
ホールトマト 1/4缶
バジル 3枚
■作り方
1)多めのオリーブオイルで野菜を炒める。
このときポイントは、火を弱火にせず野菜の香りを油に移すように。
2)塩コショウをしたら、トマト缶を潰しながら加える。
3)水分が飛ぶまで煮込めば出来上がり。
パン、パスタ、グラタン、ご飯の上どれに乗せても絶品です。
3.イタリア版卵焼き”秋野菜のフリッタータ”
■材料
お好みの野菜(かぼちゃ、インゲン、玉ネギ、ドライトマトなど)
☆卵(3個)、生クリーム(大さじ1.5)
パルメザンチーズ
■作り方
1)野菜は火を通し、卵液(☆材料)と野菜を全部混ぜ合わせる。
2)熱したフライパンに流し込み、蒸し焼きにする。
3)表面が固まったら、裏返してパルメザンチーズを振りかければ完成。
イタリア料理は、和食と同じように”素材を大切にする料理”。その分オリーブオイルにこだわりを。
夕暮れ時に作れば、晩酌時ワインのお供に、常備菜にもぴったりです。
それでは、ボナセーラ♪(Buona=良い、Sera=晩)
「AL CIBO COMMESTIBILE」
http://www.alcibocommestibile.com/2010/06/un-pollo-da-pic-nic-che-si-prepara.html
「A FAMILY FEAST」
http://www.afamilyfeast.com/caponata/
「martha stewart」
http://www.marthastewart.com/326619/tomato-scallion-and-cheddar-frittata