アスリートや海外セレブを中心に支持を集め、日本でも注目が高まっているココナッツウォーター。天然でありながら身体によい成分がたっぷり詰まっているというこのココナッツウォーターの中でも、ハワイ語で「生命の水」と名付けられた「Waiola」は非遺伝子組み換え飲料の認定を獲得。さらにパッケージデザインに、UNDER COVERの高橋盾を起用するなど、一歩先をいく存在として知られる。そのWaiolaを生み出したデヴィッド・リンとはどのような人物なのか、そのバックグラウンドからカルチャー、ビジネスへの姿勢など、幅広く話を聞いた。
——あなたのバックグラウンドを教えてください。
デヴィッド「私は1976年にホノルルに生まれました。ハワイで育ったことで、起業家精神と環境への高い関心という特殊な感覚を得ることができました。メリノールスクールを卒業後は島を離れ、マサチューセッツ州にあるバブソン大学でマーケティングを勉強しました。私は生涯にわたる起業家としていくつかのビジネスを開発し、発展させてきました。1999年、アメリカでEBM Technologies社の立ち上げに成功しました。それ以来、同社は、北米や東南アジアで戦略的パートナーシップや流通を確保し、小さな個人事業から2013年11月には台湾証券取引所の上場企業にまでなりました。
加えて、私は多くのストリートファッションブランドに長年関与し、ブランディングの経験を積んできました。2001年に『Kicks Hawaii』、2005年に『Saint Alfred」、2009年に『Shwood Eyewear』をパートナーとともに共同設立しました。
ファッション事業で様々なパートナーと事業を展開してきましたが、ワイオラのココナッツウォーター事業は私が初めて一から立ち上げた会社です」
——Please tell us about your background.
David「In 1976, I was born in Honolulu. Growing up in Hawaii gave me a unique sense of entrepreneurialism and environmental awareness. I left the islands after graduating from Maryknoll School to study marketing at Babson College in Massachusetts. As a lifelong entrepreneur, I’ve grown and developed several businesses. From there, I successfully launched EBM Technologies in the United States in 1999. Since then, EBM Technologies has grown from a small private business into a publicly traded company on the Taiwan Stock Exchange in November 2013, by securing strategic partnerships and distribution in North America and Southeast Asia. Additionally, I garnered brand-building experience through years of involvement with many successful street-wear labels. I co-founded Kicks Hawaii in 2001, Saint Alfred in 2005 and Shwood Eyewear in 2009. While I worked with several different partners through various fashion endeavors, Waiola coconut water is my first company that I built from the ground up」
——元々飲料や食品に関心が高かったのでしょうか?
デヴィッド「はい」
——Were you originally interested in beverage and food?
David「Yes」