イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)が 2017 年 2 月に立ち上げた、ミレニアル世代によるミレニアル世代のためのデジタルプラットフォーム「F IS FOR… (エフ イズ フォー…)」。フェンディが本拠を置く「イタリア文明宮(Palazzo Della Civiltà Italiana)」の屋上で披露する新たなパフォーマンスプロジェクトとして「ドゥードゥリング フェンディ・ローマ(Doodling FENDI ROMA)」を発表。永遠の都ローマの空の下で、ストリートアートとフェンディの DNA をミックスさせ、完璧なクリエイティビティを見せてくれる。
2017 年 6 月に実施したポクラス・ランパス(Pokras Lampas)、2018 年 2 月の異なる 6 か国から集結した 6 人の アーティストによる GraFFiti パフォーマンス「ザ・リング・オブ・ザ・フューチャー(The Ring of The Future)」に続きフェンディはミスター・ドゥードゥル(Mr. Doodle)の新しくもアイコニックなパフォーマンスを通じて、グラフィティアートとのユニークな絆を再び確かめる。
25 歳のロンドン出身アーティスト、ミスター・ドゥードゥルこと、サム・コックス(Sam Cox)は、ドゥードゥル(=「いたずら 書き」の意)をするユニークなスタイルで知られている。壁や部屋、家具、乗り物、建物・・・。彼は触れられるあらゆるものにいたずら書きし、今回はついにフェンディの本拠を過激にイメージチェンジしている。
ペンを手に、巨大な「FENDI」、「ROMA」、そしてアイコニックなフェンディの「FF」ロゴを、2日にわたりクリエイティビティの奔流に身を任せ、中断することなくひたすら鏡の上に描き続ける。彼は 1 文字ごとにデザインして描く いたずら書きをすべてつなぎ、全面に施されたブラックとイエローの目を見張るドゥードゥルパターンに命を与える。
動画は、ミスター・ドゥードゥルの楽しくもウィットに富んだパーソナリティを際立たせ、彼が実践する「OCD (Obsessive Compulsive Drawing=「強迫観念的ドローイング」の意)」をユニークかつフェンディらしく披露。
デスクへのいたずら書きから始まり、その手は止まらない。そして遂に、フェンディ本社の屋上だけでなく、建物全体も いたずら書きでおおってしまう。ダイナミックなフレームは、彼のいたずら書きと、フェンディの若きテーラー カテリーナ(Caterina)が,ミスター・ドゥードルのジャンプスーツに施すステッチとの類似も示す。彼女はさまざまな仕立て技法を融合させ、様々な素材や生地を用いて、ユニークかつエクスクルーシブなアイテムを作り出し、全く新しい方法でクラフツマンシップを称える。手仕事の極致の中で、グラフィティアートとフェンディの比類なき遺産が出会う。
ミスター・ドゥードゥル曰く、F is for… Fun。彼はペン 1 本だけでも本当に楽しむ方法を知っている。
■ ミスター・ドゥードゥル
ミスター・ドゥードゥルとして有名なサム・コックス(Sam Cox)は、ロンドン出身のアーティスト兼イラストレーターで ユニークなスタイルの細かいドゥードゥル(いたずら書き)で知られる。彼の作品は洋服から壁まで、彼が手を触れ られるあらゆるものに描かれ、広範な文字、コンセプト、線画をフィーチャーし、白黒で描かれることが多い。160 万人を 超えるインスタグラムのフォロワーに、イラストレーション作品を公開している。
■ ミスター・ドゥードゥルがアレンジした 1 点物の「ピーカブー」
「ピーカブー」バッグのデザインのため、サム・コックスは自身のクリエイティブな世界、ドゥードゥルランド(DoodleLand)の 要素とフェンディの世界をミックスさせる。白黒の小さくひょうきんなクリーチャーたちが、バッグに描かれた模様に 命を与え、FENDI、FF、ROMA の文字に使われた鮮やかなイエローがコントラストを成す。この「反復」パターンを フィーチャーする「ピーカブー」の側面はどちらも同じように見えるが、要素はそれぞれ違っていて、その結果として 唯一無二の「ピーカブー」が誕生した。
フェンディ ジャパン
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