イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディは、2019-20年秋冬メンズコレクションの ゲストアーティストにカール・ラガーフェルドを迎えた。フェンディ家3代目のクリエイティブ・ディレクター シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)とカール・ラガーフェルドのほぼ生涯にわたって続いてきたメンターとしての絆と、お互いへの尊敬を再認識するべく1度きりの限定コラボレーション。カール・ラガーフェルドによるフェンディの完全な芸術的ビジョンが主なインスピレーション源となっている。50年以上にわたりフェンディを形作ってきたラガーフェルドの説得力ある美意識は、今回初めてフェンディメンズコレクションの共同デザイナーとしてさらに彼自身デザインモチーフとしても活用されている。
シルヴィア・フェンディとのコラボレーションを通して、テーラードショルダーの強烈なカットから、シャープなブラックメタリックにきらめくクラシックなニュートラルカラーの色使いに至るまで、ラガーフェルド的なタッチが見られるフェンディの2019-20年秋冬メンズコレクション。ユーモアのセンスを分かち合いながら、ウイットに富んだトロンプルイユ(だまし絵)のような手法も多く登場する。ニットやコートの背中をふたつに分けるジッパー使いやレザーやファーに対峙して、軽快さを表現するシルクオーガンジーが象徴だ。
カール・ラガーフェルドの描いたスケッチからは、ユニークなアシンメトリーなデザインの襟が誕生した。右側はショールカラー、左側はノッチド・ラペルの遊び心あふれるデザインが、シャープなブレザーやコートのアクセントになっている。さらに、カール・ラガーフェルドの世界が「カールコラージュ(Karl Collage)」プリントとして生き生きと躍動する。カール・ラガーフェルドが描いたイラストやロゴ、文字、ヴィンテージの写真などが、デジタルプリントのシルクシャツやコート、さらにシアーメッシュのかばんなどを通して、非凡な才能をもつデザイナーの創作プロセスのストーリーを物語るのだ。
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