Thom Browneが9月30日(日)パリにてWomen’s Spring 2019コレクションを開催した。
以下は本コレクションについてのトム・ブラウンによるステートメントである。
”ビーチでの、良し悪し。
太陽の下、遊歩道で、悪い事もあれば、良くもあること。
トム ブラウンの真のアメリカン プレッピーが、すべて変形し、スライスされ、細断され、散りばめられ、刺繍を施し、彫り刻まれ、並べ替えられ、歪んでいるものを良くも悪くも表現される。拡大のシアサッカー、ギンガムチェック、クジラモチーフ、アンカーを、鮮やかでフルーティなイエロー、グリーン、ピンク、ライトブルーで彩る。
誇張は悪くもあり、良くもある。
良いものも悪いものも、大げさに拡大したプロポーションに、または収縮したり吸引されたりする。盗むことが悪から良へと変わる。これまでのトム ブラウンのコレクションの定義を少しだけ見せる。トロンプルイユは目を惑わし、大量のボタンはモジュール性を超過する。
パンクな精神とフルーツマスクで、良が悪になるように悪が良に変化する。
名人の良い腕前と悪い冷酷なスピリットによって、クラシックな素材が良くも悪くもクチュールの繊細さを生み出す。
良は悪を、そして悪は良を必須とする。両方は協力体制にある。
それは良いのか、悪いのか?”