企画展「Khadi インドのものづくり – Homage to Martand Singh – 」が、ISSEY MIYAKE KYOTOのKURA (蔵) ギャラリーで開催中。会期は、6月24日まで。
インドの伝統織物であるカディ(Khadi)は、チャルカと呼ばれる糸車で綿のわたから一本一本を手で紡ぎ、丁寧に手で織っていくことで、手のぬくもりが伝わる贅沢な綿布に仕上がる。インド・テキスタイルなどの幅広い文化復興活動で知られているマルタン・シン(Martand Singh、1947-2017)は、「独立、雇用、死生、創造」という観点から、カディを「自由の布」と呼んだ。
1980年代から続く彼とのクリエイションの継続を通し、インド文化との対話ともいえる衣服づくりを行ってきたイッセイ ミヤケ。その対話は、テキスタイルから発想するブランドHaaTの中で、今日も継続している。
京都を中心とする東西の人や文化を繋げていくコミュニケーションスペース、ISSEY MIYAKE KYOTOでは、KURA (蔵) のギャラリーにて、カディとその思想をマルタン・シンのインタビュー映像と共に特別展示する。母屋では、空気をまとうような軽さと、真夏でも着心地が良いカディをはじめアーカイブシリーズの伝統的な衣服のかたちやプリントを施した贅沢なアイテムを紹介する。
「Khadi インドのものづくり – Homage to Martand Singh – 」
会期:2018年5月25日(金)〜6月24日(日)
会場:ISSEY MIYAKE KYOTO
住所:京都府京都市柳馬場三条下ル槌屋町89
電話番号:075-254-7540
営業時間:11:00〜20:00
会期:2018年6月8日(金)〜6月27日(水)
会場:ELTTOB / SEMBA
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28
電話番号:06-6251-8887