フリーランスのモデリスト、長谷川彰良による「半・分解展」が2都市で開催される。渋谷のギャラリー大和田にて、5月23日から28日まで、名古屋のギャラリー矢田にて、6月12日から17日まで。
本展では、フランス革命から第二次世界大戦までの服を半分に分解した「衣服標本」を展示する。
「体感」をテーマに、直接展示物に触れて100年〜200年前の服の内部構造やパターン設計を知ることができる。つなぎにもなる第二次世界大戦のイギリス軍のコート「ストームコート」や、フランス革命で市民が着用した「カルマニョール」などを公開するほか、初日には今回の展示物の中で最も古い「アビ」の分解パフォーマンスが行われる。また、分解したパーツからパターンを抜き取り制作した「試着サンプル」が展示され、全て実際に着ることができる。
会期中には、両会場でトークショーも開催。「体感するファッション史 〜半・分解展の現在〜」と題して、ゲストに服飾史家と中野香織を迎える。
半・分解展
入場料:一般2,000円/学生1,500円
再入場無料、中学生以下無料、20名以上の団体割引(予約制)
東京 渋谷
会場:ギャラリー大和田
住所:東京都渋谷区桜丘町23-21 2F
会期:5月23日(水)〜5月28日(月)
時間:10:00〜21:00(初日 15:00〜21:00、最終日 10:00〜17:00)
愛知 名古屋
会場:ギャラリー矢田
住所:愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1−1−10 カルポート東 4F 第一展示室
会期:6月12日(火)〜6月17日(日)
時間:10:00〜19:00(最終日 10:00〜17:00)
■トークショー 「体感するファッション史 〜半・分解展の現在〜」
ゲスト:服飾史家 中野香織
聴講料:2,000円
東京日時:5月26日(土)14:00〜15:30(受付け開始 13:30)
東京会場:文化ファッションインキュベーション 10階(展示会場同ビル10階)
愛知日時:6月17日(日)13:00〜14:30(受付け開始 12:30)
愛知会場:展示会場隣 イベントスペース