ニューヨーク・ブルックリン発のプリントスタジオ兼デザイン集団「LQQK Studio(ルックスタジオ)」は、ニューヨークを拠点にするレコードレーベル「L.I.E.S. Records」とコラボレーションし、ポップアップストアをドミサイル トーキョーにて開催。
L.I.E.S. Recordsは、2010年にRon Morelliが設立し、現代のエレクトロ・ミュージックに変革をもたらす存在として台頭してきた。DIY精神あふれるサウンドとビジュアルで独自の地位を確率し、ファッションやアートシーンとも深く関わっている。
今回のポップアップストアでは、LQQK Studio × L.I.E.S. Records の限定コラボTシャツに加え、L.I.E.S. Recordsの最新レコードやテープ、限定アイテムを販売する。
さらに、本コラボレーションを祝し、4月6日(日) に渋谷・翠月にてアフターパーティーを開催。LQQK Studio 主宰のAlex Dondero と L.I.E.S. Records 主宰のRon Morelliが来日し、かつてContactで開催されていたLQQKのイベントシリーズ「THE GATEWAY」が特別イベントとして復活する。
LQQK Studio x L.I.E.S. Records POP-UP STORE
日時:2025年4月5日(土) – 4月6日(日)12:00-20:00
会場:DOMICILE TOKYO(東京都渋谷区神宮前4-28-9)
ローンチパーティー at DOMICILE TOKYO
日時:2025年4月4日(金)17:00-20:00
アフターパーティー「THE GATEWAY」
日時:2025年4月6日(日)
会場:翠月(東京都渋谷区道玄坂1-22-12 長島第一ビル B1)
LQQK Studio × L.I.E.S. Records Exclusive TEE
¥14,300(tax in)
BEYOND THE GARAGE LP STEVE MOORE
¥8,800(tax in)
RON MORELLI-HEARTSTOPPER TAPE
¥6,600(tax in)
RON MORELLI EXTINCTIONIST TAPE
¥7,040(tax in)
RONALD J BIG APPLE PRODUCTIONS TAPE
¥7,920(tax in)
【LQQK Studio】
ニューヨーク・ブルックリンにスタジオを構えるプリントスタジオ。
主宰のAlex Dondroを筆頭にアーティストやデザイナーミュージシャンなど様々なバックグランドを持つメンバーで構成され、NYクリエイティブコミュニティーのハブとしての色々な人材が集う場所として機能している。 コレクションブランドやカニエ・ウエスト、トム・サックス、ルシアン・スミスなどのアーティストのプリントを手掛ける他、個性溢れるオリジナルアイテムの制作から、音楽イベントを主催するなど、NYのクリエイティブコミニティを支える存在となっている。
プリントスタジオとしては様々なストリートからコレクションブランドまで幅広い層のブランドのプリントを手掛け、アパレルから名刺や物体、レストランのメニュー、アート作品の制作まで多分野の相談を受け、シルクスクリーンと言えば LQQK StudioというNYでの地位を確立している。
アパレルブランドとしては 2014 年頃から身内限定で作成し始めたアイテムを皮切りに、2015年頃から本格的にポップアップやマーチャンダイジングが始動し始め、確固たる自身のスタイルを貫き通しつつ、東京や NY など常に音楽やアートを同時展開しポップアップイベントやパーティーなどを展開してきた。
2023 年秋冬シーズンよりブランドを拡大し、年2回シーズン毎にコレクションを発表していく。
【L.I.E.S. Records】
2010年の設立以来、L.I.E.S. Recordsは現代の電子音楽界に変革をもたらす存在として台頭してきた。レーベルのボスであるロン・モレリの指揮の下、ニューヨークを拠点とするこのレーベルは、生々しくDIY精神に満ちた感覚を、往々にして保守的で古臭い電子音楽の分野に融合させ、独自の地位を築いてきた。自身の影響を「意図的ではない」と表現するモレリは、広く模倣されながらも再現されることの少ない音とビジュアルの美学によって、このジャンルの停滞した規範を打ち破った。この大胆なアプローチにより、L.I.E.S.は世界的なカルト的な地位を確立し、この音楽における従来の期待を覆そうとする人々にとっての頼みの綱となるレーベルとなった。
当初から、このレーベルは洗練された音楽やデザインを敬遠し、レコードジャケットやサウンド、アパレルに反映された「less is more(過ぎたるは及ばざるがごとし)」のスタイルを支持する、この粗野な精神を受け入れてきた。 「音楽第一」というこだわりは、ニューヨークの枠を超えて共感を呼び、レーベルの影響力を確固たるものに。その影響力は、従来のエレクトロニックミュージックの枠をはるかに超え、さまざまな文化分野における素晴らしいコラボレーションの数々によって証明されている。L.I.E.S.は、日本のファッションブランドUndercoverと提携し、2020年のメンズ・ランウェイショーの音楽を担当し、レコードをリリースし、2021年のカプセルコレクションを共同制作。また、アーティストのジョー・ロバーツとシャツを制作し、Cav Emptと複数のプロジェクトでコラボレーションするなど、その活動は多岐にわたる。
この広範な影響力は、L.I.E.S. 流行に左右されず、何よりもアートと音楽を優先するというL.I.E.S.レコードの揺るぎない献身を裏付けるもの。たゆまぬ努力と明確なビジョンにより、このレーベルは現代のエレクトロニックミュージックに確かな足跡を残しただけでなく、予想外のポップカルチャーの分野にも浸透し、今日まで先駆的かつ堅実な存在としてその遺産を確かなものにしている。
モレリの最新LP「Extinctionist」は、L.I.E.S.レコードからリリースされたばかり。