4月4日(木) ローマのナヴォーナ広場にほど近い歴史的なアルテンプス宮殿にて、カミーユ・ミチェリによる最新コレクションVERY VIVARAコレクションがランウェイショーにて発表となった。
1965年に誕生したプッチを象徴するプリント柄の1つ、Vivara(ヴィヴァラ)がカミーユによって新たな魅力を放つ。
海岸線に向かう水の波紋、太陽と月の動き有機的で幾何学的なフォルムの魅惑的なデザインの中に、プッチのエネルギーが永遠に流れている。
1965年の誕生以来、アイコニックなVivara(ヴィヴァラ柄)は、エミリオ・プッチと地中海、そしてカプリ島近くの三日月形の離島とのつながりを象徴してきた。
2度目のランウェイショーとなる今日、カミーユ・ミチェリはに新たな魅力を吹き込んだ。
ナヴォーナ広場にほど近い歴史的なアルテンプス宮殿では、Vivaraやその他の伝統的なプリントが大胆かつモダンで官能的な表現でコレクションに蘇る。
都会的でシックなアティチュードから、昼も夜もビーチで過ごすルックまで、クラシックなコードがリミックスされ、プッチのクリエイティブなダイナミズムが強調されている。
Vivara に加え、3つのプリントが今シーズンを特徴づける。
Cigni(チーンニ)は、優美な輪郭を持つ白鳥の首の湾曲をイメージし、Bersaglio(ベルサーリオ)は渦巻き、カールしながら、空間に反響するかのように大きく伸びる柄。
Chiave(キアーヴェ)はクラシックなストライプをPucciならではの解釈で表現。
マルモ柄は、軽やかな素材感のシャンブレー生地に最新のレーザー加工によって大胆に表現されている。
Pesci(ペッシ)とIride(イリデ)は、さわやかなポプリンのブラウスから流れるようなジャージー素材のドレスまで、ワードローブ全体に登場し、Vivaraのアクアティックなブルー、グリーン、パープルのパレットに加え、ベージュ、カーキ、ブラックのニュートラルな色調、ヴィヴィットなレッド、パープル、ピンク、ブルー、ポエティックなパステルカラー、甘美な花の色調など、これらのモチーフはさまざまなトーンのバリエーションでコレクションを彩る。
コレクションには、ヒッピーなツイストの中に、エレガントさを兼ね備えたスカーフスタイルのシルクドレス、ギャバジン生地にプリントを散りばめたシティーアンサンブル、アシンメトリーなトップスやスカートなど、夏にぴったりなシルエットのアイテムが揃う。
セカンドスキンや、しずく型のカットアウトをあしらったトップス、オーバーサイズのブレザー、ボンバージャケット、マキシスカートやジャンプスーツはプレイフルでありながらも洗練さを醸し出し、さまざまなカットアウトデザインとフリンジを効かせたスイムウェアーからは、さらなる遊び心が溢れる。
また、コレクションには、アイテム全体に施されたスパンコール刺繍、レザーのアクセント、チェーンのディテールなど、随所に装飾が施されている。
目を引くブルゾンやジャケットから、ニュアンスのあるデニムやリラックスしたTシャツまで、メンズウェアにもこれらのテーマが色濃く反映。
フィナーレを飾るのは、スーパースポンジ素材のフード付きドレスとカフタンのシリーズで、Vivaraの究極のキャンバスとなるドラマチックなボリュームが特徴だ。
レザーで作られた葉の飾りがついたサンダルからは、プッチフットウェアのさらなる職人技が光る。
一方、バッグは、プッチのスカーフをディテールに加えたものや、チェーンストラップやトップハンドルがエレガントさを引き立てる構築的なフォルムのレザーバッグから始まり、Iride柄のナイロンチェーンバッグ、ラフィアのトップフラップバッグやトートバッグ、そしてもちろん、パステルカラーのチューリップビキニに身を包んだシグネチャーのプッチネッラまで、幅広く展開。
カラーディスクを連結したドロップイヤリングや、チェーンのレイヤー、スタッズをあしらったレザーなど、ジュエリーがプッチならではの包容力で、Very Vivaraコレクションを完成させている。
プッチの各モチーフの中には古代の永遠の都から、サイケデリックな世界まで、あらゆるカルチャーが繰り返し蘇りながら生きている。
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