スウェーデン発のサスティナブルレッグウェアブランド Swedish Stockings(スウェーディッシュストッキング)。
これまで海洋保護の重要性を強調した、まるで水中宇宙のようなファンタジーなイラストのアーティストコラボレーションアイテムや、スウェーデン出身デザイナーCarin Rodebjer が出掛けるウェアブランド「Rodebjer」とのコラボレーションラインなどを発売。
Recycle System
石油由来の素材を使うため土に還らないストッキングは、年間20億個ゴミとして埋め立て地に捨てられる。その事実を目の当たりにした創立者の二人はリサイクル素材を使用し環境負荷の少ない製法で新たなストッキングを作り、古くなったストッキングを他の素材に変えるリサイクルシステムを作りだした。さらにこれらのリサイクルシステムを活用し、これまでSwedish Stockingsは様々なサスティナブルな取り組みを行ってきた。
FROM TIGHTS TO TABLES
消費者から古い使えなくなったストッキング、タイツ、靴下を回収。(ブランド不問) これらを回収することによって、ゴミの埋め立て地に行くことを阻止。回収されたストッキングは細かく砕かれグラスファイバーとミックスし、飲食店などに設置されている、グリストラップ(油と水を分けるフィルター)やオイルタンクなどに必要な成分に変え素材を再利用している。さらにはそれらの素材からテーブルも制作。今では、ブランド店頭のディスプレイ什器などにも利用されている。
Make art from worn stockings
古くなったストッキングを捨ててしまうなら、ストッキングからアートを作ろう。
2023年夏、デンマークの現代彫刻家の一人、エヴァ・スティーン・クリステンセンによる個展「ヒドラ」を開催。この展覧会には、アーティストの作品が多数展示されており、そのうちの1つの作品には、Swedish Stockingsの使用済みタイツが300点以上使用された。
https://k3coltd.jp/genre/386/