NIKEにおいて初のランニングシューズであり、2022年に誕生から50周年を迎えた名作「CORTEZ (コルテッツ)」。その長きに渡り、シーンで愛されてきたクラシカルなシルエットにUNION本拠地LAの多様なカルチャーを表現したコラボレーション 「THE NIKE UN-CORTEZ」がリリース。
CORTEZと都市LAとの関係性は旧く、音楽やアートなどを始めとする土着性カルチャーの成熟と共に関係は深くなり、やがてLAスタイルの象徴的なスニーカーとなった。今回、50周年のアニバーサリーを機にオーナーでありデザイナーのCHRIS GIBBS(クリス・ギブス) とパートナーのBETH BIRKETT(ベス・ブラケット)はLAの街の人々やコミュニティからインスピレーションを得て、クラシックなCORTEZをモダンにアレンジし、2種のUN-CORTEZをデザイン。
その輝かしい歴史を讃えながらも未来にも目を向けるべく、使用する資材にもフォーカスし、ミッド&アウトソールにはリサイクル素材を採用。アッパーはLAのブラックコミュニティとCORTEZの文化的背景がマッシュアップされたデザインに仕上げている。
販売サイト
https://www.uniontokyo.jp/blogs/features/union-x-nike-un-cortez-collection
CORTEZ:
バスケットボールシューズのAIR FORCE 1がヒップホップと結びついたように、DUNKがスケーターに愛されたように、ランニングシューズのコルテッツがカルチャーと密接に結びついていることを日本ではあまり知られていないかもしれない。スウッシュのついたNIKE初のランニングシューズという枕詞がついて離れないのは、同じく日本のオニツカタイガーとNIKEの前身、BRS(ブルーリボンスポーツ)との因果関係にある。つまりNIKEがなぜ始まったか、という歴史を語るには主役級の登場人物であることから、価値のあるヴィンテージアイコンとして奉られてきた。しかし、今ここでコルテッツについて書くには、少し肉付けのポイントを変えた方がよさそうだ。
https://www.uniontokyo.jp/blogs/features/know-the-ledge-all-about-cortez