ニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中の2月15日、トム ブラウンは、トム独自のグレーとネイビーのタータンチェックに焦点を当てたイメージポートフォリオを発表する。トム ブラウンの象徴的なタータンデザインは、ニューヨーク・ファッション・ウィーク中に発表された、彼のFALL 2006メンズウェアコレクションで初めて登場して以降、ブランドの伝統を語る上で不可欠な存在である。
スコットランド・タータン登記所に登録されているトム ブラウン タータンは、当初クラシックウールツイルとして、1800年代より続くタータンメーカーであるロキャロン社によって生産された。それから数年後、トム ブラウン タータンは、カシミア、ブリティッシュウール ヘリテージツイード、フレンチ リボンツイード、ジャパニーズ スクールユニフォームツイル、ヘビーコットン、シルクモガドール、ナイロン、その他のテクニカルファブリックにおいて新たな活路を見いだした。
ブランドのクラシックスーツとひねりを加えたアメリカンプレップの思想を伝え続けている。
タータンは、構築的なキャンバステーラリング、アンコンストラクテッドのソフトテーラリング、メンズとウィメンズのスカート、さらには、トランジション シェルウェイト ジャケット、ヘビーウェイト パーカーをはじめ、ダウンといったアウターにおいても登場する。
カシミアとシルクニット、フットウェア、そしてシグネチャーアイテムであるMr.とMrs. Thomバッグ、Hectorバッグまでがオリジナルのグレーとネイビーチェックで構想されており、そこに伝統な生地を使用し、新しくタイムレスなシルエットとコレクションを生み出すことに対するトムの絶え間ない関心が反映されている。
FALL2022コレクションでは、トム ブラウンはチルドレンズウェアにおいてもタータンデザインを発表する。
このタータンデザインの全てを紹介する本コレクションは、18世紀のアメリカにインスピレーションを受けた枠組みの中におけるメンズ、ウィメンズ、そしてチルドレンズを表現している。ヘリテージファブリックへの新たなフォーカスは、4月29日にニューヨーク市で開催される、メンズとウィメンズ合同のFALL2022ランウェイショーでもさらに深く掘り下げられる。