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DIOR オートクチュールの舞台装飾をロダン美術館で一般公開




エヴァ・ジョスパンがディオールのために制作した壮大なインスタレーションによる2021-2022 秋冬 オートクチュールショーの特別な舞台装飾がパリ・ロダン美術館で、2021年7月6日(火)から11日(日)まで一般公開される。ローマのコロンナ宮殿にあるインド風「刺繍の間」と、ヴァージニア・ウルフのフェミニズム宣言となった著作『自分だけの部屋』* (A Room of One’s Own)にちなんだ、『Chambre de Soie(シルクの部屋)』。このユニークな作品を完成させるには、実に長期的なプロセスでの対話が費やされている。全長40メートルもの没入型ギャラリーは、エヴァ・ジョスパンによるユニークなデザインに基づき、インドにあるチャーナキヤ工房とチャーナキヤ工芸学校の職人たちによって、すべて手刺繍で制作されており、マリア・グラツィア・キウリが大切にしている集合エネルギーの概念をより高めている。350平方メートルの刺繍を施した記念碑的なテキスタイル建築は芸術とオートクチュールが交差する場所で、類まれなるサヴォワールフェールと文化を称える。








*ヴァージニア・ウルフの著作『自分だけの部屋(A Room of One’s Own)』(1929年、ホガース・プレス社刊)


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