女王蜂のアヴちゃんが彼女を慕う男性たちとお忍びデート。その様子をドキュメントする人気連載第3回目に登場するのは、女王蜂のMVや映像作品集『雀蜂』などを手がけた映像プロデューサー菅井高志(クロマニヨン)。愛犬ぶんちゃんを連れての原宿デート中、二人はたまたま通りかかった知り合いのオフィスに突撃訪問を企ててーー。アヴちゃんに襲撃されたオフィスは大パニック!
14:00 代々木公園周辺
菅井「俺、初めて東京に来た時のは修学旅行だったんだよね」
アヴちゃん「私の修学旅行は長野県だったんです。売られていく牛たちの世話をしてました。ドナドナだよねぇ」
菅井「珍しいね、それ! この後どうしようか」
アヴちゃん「(劇的声色で)どこでもきっと楽しいわ、私たちですもの!」
菅井「昼ドラ(笑)。『牡丹と薔薇』ってどういう内容?」
アヴちゃん「“牡丹ちゃんと薔薇ちゃん”って可愛らしい話じゃなく、すごく複雑な話やねんけどーー(あらすじを一生懸命に説明)」
菅井「2年くらい前の作品だっけ?」
アヴちゃん「もっと前だと思う。すごく強い話で、財布ステーキ(ぼたんと浮気する旦那の牛革財布に香世がグレービーソースをかけて出した話)とか、『役立たずのブタ!』とか『パパ嫌、パパイヤよ』とかいろんな言葉が飛び出してくる」
菅井「あ、観たことある! 財布ステーキってすごいね(笑)」
アヴちゃん「でも私も出すかもしれないなーって普通に思っちゃった。……なんで公園沿い歩きながら“ボタバラ”の話してんねん!」
菅井「(笑)。唇裂けながら、昼ドラを語るっ!」