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奇才・ヴィンチェンゾ・ナタリが描く、逃れられないループワールド

ハウンター


『CUBE キューブ』、『スプライス』で知られるヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作『ハウンター』が公開を迎えた。


ある朝、リサは、ふと自分が昨日と全く同じことをリピートしているという思いにとらわれる。またその翌朝、やはりすべて昨日と同じだった。やがて彼女は、自分の16歳の誕生日の前の一日を何度も同じように過ごしていることを知る。外出もできないリサは、繰り返される日常の原因を住んでいる家の中に探し始め――。


主人公のリサを務めるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』などのアビゲイル・ブレスリン。大人になった彼女が、繰り返される毎日から抜け出そうと奮闘するリサを熱演する姿は必見だ。


“同じ日が繰り返される”という、一見ありがちな設定だが、そこは奇才と言わしめるナタリ監督。一筋縄ではいかない独自の世界観で描くループワールドを、迫力のスクリーンで楽しんでほしい。


ハウンター
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:ブライアン・キング
出演:アビゲイル・ブレスリン、ピーター・アウターブリッジ
(2013年/カナダ・フランス)
HAUNTER (COPPERHEART) PRODUCTIONS INC. (C)COPYRIGHT 2013
ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中

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