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「指を置く」ことで体感する新しいグラフィック――『指を置く』展

2155-620


ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、2月6日から佐藤雅彦+齋藤達也による『指を置く』展が開催している。
本展は、両氏がここ数年探求してきた「指(身体)とグラフィックデザインの新しい関係」を、来場者自らがさまざまなグラフィックに「指を置く」ことで体感できる企画展だ。



NHK教育テレビ 『ピタゴラスイッチ』に研究室が参画したことで注目を集めた佐藤氏は、これまでにも独自の方法や考え方で、映像、アニメーション、グラフィック、教育方法、脳科学と表現の研究など分野を超えた活動を行ってきた。
紙が生まれて二千年、印刷術が生まれて六百年。
その長い人間の歴史の中、なぜか気付かれず、あるいは気にされず放置されてきた指とグラフィックの関係性から生まれる問題。 わたしたちが身体を持った存在である以上、そして紙メディアを通してのコミュニケーションを取り続ける以上、常に隠れた状態で存在し続けるこの問題。
なぜ隠れているのか、どんな隠れ方をしているのか。それらを解明する為に作られた、佐藤氏、齊藤氏による膨大なグラフィックに指を置き、新しい表象を体験しよう。
なお、「指を置く」展の会期は2月28日(金)まで。3月12日(水)からは大阪市西区の「dddギャラリー」でも巡回展示される。


ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 
tel. 03.3571.5206
11:00a.m.-7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで) 
休館:日曜・祝日  入場無料
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

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