—撮影期間はどのくらいだったんですか? ブランカ「私は2週間くらいでしたが、全体では2ヶ月くらいだと思います」
—そんなに長くないですね。ブランカ「最近は予算が少ないから撮影はどんどん短くなる傾向なんです。でも、アルモドバル監督だから色々自由にできることがあるんですけど他の監督だと規模も縮小されてるし、一体どうやって映画を撮っているかも分からないくらいです」
—スペインの映画業界はどんな状況なのですか? ブランカ「スペインは経済的にあまりよくないので各所で節約をしなければいけない。政府や世の中の目が映画など文化活動に対して厳しくなっていて、それに対して文化人がどんどん抵抗していって毎日意味の分からない闘争を強いられていくっていう状況なんです。それが悲しいですね。またスペインだと映画よりもテレビの俳優とかの方が有名になることが多いですね」
—でも今後も映画をやられたいのですか? ブランカ「映画しかやりたくないかって言われるとそうでもなくてテレビでもいいし劇場でもいいんです。大事なのは自分が納得できて自分が面白いと思えるプロジェクトに参加をするということですね」