世界中で注目されているキャッシュレス社会。現金でなくスマートフォンやカードでの支払いが可能な状況が増えており、財布に求める機能やニーズが変化している。そうした状況を背景に、吉田カバンが新たに発表したのが「PORTER ARRANGE」シリーズだ。
1935年に創業した吉田カバンは、メイド・イン・ジャパンにこだわる鞄メーカーとして知られている。ビジネスからカジュアルな場面まで、様々な場面で使うことが可能な鞄や小物を製造しており、幅広い人に支持されている。
今回紹介する、PORTER ARRANGEシリーズは、キャッシュレス社会に合う革小物。最低限必要な紙幣・小銭や、カードやスマートフォン、名刺などを、機能的、実用的に収納して、携帯することをコンセプトとしている。メイン素材には、クローム鞣しを施したイタリア製の牛ステアのナチュラルシュリンクレザーを使用。雰囲気があるシボを施すことで、日常使いによる傷を目立ちにくくするだけでなく、上品な表情を見せることに成功した。
（写真はPORTER ARRANGE MULTI WALLET）
それだけでなく、使う人のスタイルに合わせて、様々な使い方を可能にするために型の構成もバリエーションに組んでいる。例えば、スマートフォンが収納できるスペースには、パスポートの収納もできたり、カード収納スペースには小銭や名刺が収納可能といった仕様面から、紙幣の角が折れないように収納できるマネーカバー等、細かい作りや仕様に拘ることで、新しい革小物のスタイルを提案している。
「PORTER ARRANGE」シリーズは、カードと小銭が収納でき、カバンなどに付帯可能な「MULTI HOLDER」、紙幣とカードの収納がメインのコンパクトウォレット「MONEY COVER」や、2方向から別々の収納が可能なロングウォレット「MULTI WALLET」や、パスポートや紙幣、カード、領収書、名刺などを収納できる「MULTI CASE」まで、10種類の製品をラインナップ。カラーはブラック・グレー・ブルーと店舗限定カラーのオリーブを加えた4色展開。価格は8,500円（MULTI HOLDER）～16,000円（MULTI CASE）。（いずれも税抜き）
