鹿児島県霧島アートの森にて、「風景をつくる眼。中原慎一郎が出会ったアート,デザイン,工芸」が開催される。
「風景」という言葉は、目の前に広がる自然だけを指すものではないだろう。そこに人工的な建造物が加わり,集落ができて生活が始まると、離れた地点から眺めれば,人々の営みも含めたすべてが風景となるはず。家具デザインに興味を持ち,鹿児島から東京に出た中原慎一郎は,自ら興した会社〈ランドスケーププロダクツ〉を通じて、そのときどきの興味に忠実に、活動の幅を広げていきた。その中心にある考えは「よい風景をつくる」というもの。
今回は,中原の憧れの対象であったデザインや工芸やアート作品などと、それらを学ぶことで出会った鹿児島の若い工芸家たちの作品などを、26のキーワードに分けて並列に展示していく。そこには、鹿児島によりよい風景をつくるために欠かせない自由な発想や独創性が、おのずと浮かび上がってくることだろう。
風景をつくる眼。中原慎一郎が出会ったアート,デザイン,工芸 Shinichiro Nakahara’s Eye, How to make our own Landscape
鹿児島県霧島アートの森(アートホール)第2展示室
2019年4月27日(土)~6月30日(日)56日間,月曜休館(祝日の場合は翌日)9:00~17:00(入園は 16:30まで)
観 覧 料 入園料に含む 一般:310(240)円/高大生:200(160)円/小中生:150(120)円/幼児以下無料*( )内は20人以上の団体料金 *鹿児島県内の70歳以上は無料 *鹿児島県内の小中高生は土・日・祝日無料(確認書類必要)
OFFICIAL SITE
オープニングイベント 4/27(土)14:00~16:30 eatrip 野村友里,十五代沈壽官,中原慎一郎ほか
トークイベント 4/27(土)十五代沈壽官,4/28(日)野村友里,5月,6月
Playmountain POP UP shop 4/27(土)~5/6(日)及び毎週土日