大好評企画、黒猫チェルシーのドラマー岡本啓佑とギターの澤竜次による料理連載第3回目。今回岡本が作るのは寒い季節にほっこりする鮭ときのこのちゃんちゃん焼き中華風。味付けの細かさにうっとりです。そしてその料理に合わせて澤が選んだのはモヒート。斬新なカクテル作りを披露してくれました。ますます冴えまくりの料理の腕とほろ酔いトークをお楽しみください。
—まずは胡麻を擦るところからですね。かなり細かく擦るんですか?
岡本「はい。もう形がなくなるくらいにして、練り胡麻ペーストとブレンドします。練り胡麻だけでもいいんですけど、少し舌触りが残ったほうがいいので」
澤「結構、潰すのも大変やな。原始人とか多分こんなことばっかりしてたんやろな」
岡本「確かにそんな気分やな(笑)」
澤「家では絶対擦ったりせえへんからな。きくらげってなんなん? 中華料理でよう見るけど、こんなん料理で使ったことないで」
岡本「こう見えてキノコの一種」
澤「よし。胡麻、結構来たで」
岡本「あっ、いいですねえ。しっかり擦ると油分が出て湿ってくるんですよ」
澤「胡麻っていいよな。胡麻豆乳鍋もめっちゃ好き」
岡本「そんなんどこで食うん?」
澤「家で。スープ売ってるで。今日、俺あんまりやることなさそうや」
岡本「ホイル焼きやからな。じゃあお酒の準備しといたら? ミント洗ったり」
澤「そうやな」