『殺人の追憶』、『グエムル 漢江の怪物』、『母なる証明』などで知られる韓国の鬼才・ポン・ジュノ監督の最新作『スノーピアサー』が、2月7日に公開を迎える。
舞台は、地球温暖化を防止するために散布された薬品によって、深い雪に覆われ、再び氷河期が訪れた2031年の地球。かろうじて生き延びた人々が暮らす列車「スノーピアサー」で巻き起こる、自由を求める人々の戦いを描く。
革命を目指し、虐げられてきた列車の最後尾車両の人々を導くリーダー・カーティス役に、『アベンジャーズ』のクリス・エヴァンス。「スノーピアサー」の創設者の右腕であり、圧倒的権力で最後尾車両を支配する総理であるメイソン役に、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』が公開中のティルダ・スウィントン。列車のセキュリティを設計したキーマンであるナムグン・ミンス役に、前述した『殺人の追憶』、『グエムル 漢江の怪物』に続きポン・ジュノ監督作に3度目の出演となるソン・ガンホなど、出演キャスト陣には実力派たちが勢ぞろい。
また、監督が欧米のキャストを招き、初めて手がけた英語作品というところも、注目すべきポイントだろう。内容、キャスト、製作規模……すべてがスケールアップした舞台でポン・ジュノ監督がどう暴れてくれるのか、2月の公開が待ち遠しい!
スノーピアサー
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン
出演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン
(2013年/韓国・アメリカ・フランス)
2月7日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開
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