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本能のまま対峙した愛 野村佐紀子 写真展「そして私はまた愛について考える」

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情感溢れるポートレイトに定評があり、人気俳優や女優などからの指名を受ける写真家、野村佐紀子の約20年間のライフワークを綴る写真集『愛について』の発売にあたり写真展がQUIET NOISEにて開催される。


岡田麻美(ASAMI OKADA PUBLISHING)ステートメント
”男性ヌードを撮り続けてきた野村佐紀子の写真集『愛について』を、昨年12月に上梓しました。
本をめくると、どきりとさせられる意識を感じてしてしまうのは、掲載している約100名の男性が、野村を見つめていたからです。
野村にしか撮れない、愛のかたちです。
1人ひとりが違う、それぞれとの関係が築かれているからこそ、なにかを表現しようだなんて囚われない、本能のまま静かに対峙している、2人の関わった時間を感じることができます。
丁寧に個々との関係をまとめあげた『愛について』とは、何年もかけてゆっくり長く向き合っていきたいと思い、1周年の展示を企てました。

ギャラリー「QUIET NOISE」で展覧会を開きたいと思い至った理由の1つに、ディレクターを務める夫妻の存在があります。
本書の出版活動を見守ってくれて、いつか被写体になりたいと言ってくれていた。
情熱を持ってインディペンデントに活動する彼らと、野村の『愛について』を見たいと思いました。今年紡いだ『愛について』を、どうぞお楽しみください。”

野村佐紀子 写真展「そして私はまた愛について考える」

2018年11月30日(金)-12月16日(日)11:00-20:00 ※土日祝のみ営業・平日アポイント制
QUIET NOISE arts and break 〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-45-2 1F



本書:『愛について』
著者: 野村佐紀子
発行: ASAMI OKADA PUBLISHING
販売: ライスプレス
アートディレクション: 尾原史和(SOUP DESIGN)
予価: 本体4,000円(税込4,320円)

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