独立行政法人国立公文書館は、今年が明治元年から起算して満150年目の節目の年であることを記念して、日本の近代化の動きについての理解を深める特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」を2018年9月22日(土)~11月4日(日)で開催する。
国立公文書館は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料とした重要な公文書等の保存、閲覧・展示などへの利用、公文書の調査研究等を行う機関であり、昭和46年(1971年)7月に設置された。政府は「明治150年」に関連する施策に積極的に取り組んでおり、本展では、内閣制度の導入や立憲政治の導入、鉄道の開業などによる、
国民の生活が大きく変化した明治期を詳しく紐解いていく。
特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」は、以下の3部構成により、明治初期に起こった激動の流れをご紹介。
・第1部 明治維新と新たな国づくり
・第2部 立憲政治への道のり
・第3部 近代文化の形成
第1部では、近代国家を形成した明治日本の軌跡を辿り、第2部では、政府が立憲政治の導入に邁進した道のりと、その背景にあった「不平等条約」の改正という外交課題を紐解き、第3部では、 文学や芸術、建築など、西欧文明が、日本人の生活に少しずつ浸透していった様子をご紹介。
平成30年秋の特別展 明治150年記念「躍動する明治-近代日本の幕開け-」
2018年9月22日(土)~11月4日(日)
国立公文書館〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3−2
最寄駅:東京メトロ東西線竹橋駅下車[1b出口] 徒歩5分
閲覧料:無料
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