スゥ・ドーホー『Hub, 310 Union Wharf, 23 Wenlock Road, London, N1 7ST, UK』 Photo by Taegsu Jeon Courtesy the artist, Lehmann Maupin, New York, Hong Kong and Seoul and Victoria Miro,London/Venice(参考画像)
スゥ・ドーホーの個展『スゥ・ドーホー:Passage/s パサージュ』が、青森・十和田市現代美術館にて開催中。会期は、10月14日(日)まで。
1962年に韓国に生まれたスゥ・ドーホー。現在は、ロンドン、ニューヨーク、ソウルを拠点に活動し、家、物理的な空間、移動、記憶や、「個人と集団の関係性を探る」といったテーマで作品を生み出している。なかでも、半透明の布を用いた彫刻のシリーズは、軽くて持ち運びが可能でどんな場所にでも設置することができ、スゥ・ドーホー自身が「スーツケース・ホーム」と呼んでいる。
本展は、十和田市現代美術館の10周年を記念した企画展。半透明の布を使った大型彫刻作品の新作3点を発表するほか、移動と空間をテーマにした映像作品《My Home/s and Passage/s : Towada Version》も初公開される。
「個と社会」をテーマにスゥによって制作された、十和田市現代美術館の常設作品《コーズ・アンド・エフェクト》と、スゥの他の作品との共鳴も見どころとなる。
『スゥ・ドーホー:Passage/s パサージュ』
2018年6月2日(土)~10月14日(日)
会場:青森県 十和田市現代美術館
時間:9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日、ただし8月6日、8月13日は開館)
料金:800円 常設展セット券1,200円
※高校生以下無料