アヴちゃん「これ、生姜がちゃんと入ってる。私、ライヴも恋愛も一緒なんだよね。それをわけたり、表裏を作るのがちょっと大人になるってことかもしれない。できるものならそっちのほうがいいのかも。はい、炒飯ほしい人いる?」
梨本「ほしい!」
アヴちゃん「カラッといきたいんだよね。夏フェスとかに連れていきたい女になりたい。って出る方だけど。まだ若いねんし頑張ろう」
梨本「本当だよ、激若だからね。何なら俺の生徒とかよりも若い。別次元過ぎるけど」
アヴちゃん「年とってる風だから」
梨本「そうじゃなくて年齢不詳」
アヴちゃん「そうね。めっちゃ幼いとこもあるしなあ。ちょっとしたことで喜んじゃったり。私、ワガママも言わないからね」
梨本「しんどくないの?」
アヴちゃん「何か分からへん、体力があり過ぎるのかもしれへん。器があり過ぎるのかも」
梨本「俺、わがままな子とか超好きだよ。すっごいわがままも好き。言うこときくきかないはこっちの自由だけど、わがままを口にすることにかわいさを感じる。男友達みたいな女の子にはあまり魅力を感じない。男の気持ちが分かるとかって、そんなの分かってくれなくていい」
アヴちゃん「そっか、私はかわいくはないかも。あ、でも『殺して』とは言える。極論の選択肢しか提出でけへんのかも。何か『失楽園』みたいな感じ。のわりに、コンビニとか一緒に行ってなんか買ってくれたりしたら喜ぶしなあ。最近、提供する場所があるから恋愛してるのかもって思う。音楽や表現が絡んでなかったらしてないなあって」
梨本「本当? 俺なんか好きになったら仕事休みたかったりするもんね。さすがに休まないけど。でもさ、この間なにかでやってたけど、25歳から35歳までの独身の女の子で、2人に1人は彼氏がいないんだって。2分の1の確率で恋愛してないんだよ」
アヴちゃん「だって女は自分と恋愛できるもん。自家発電できるのよ。それに今の子は彼氏いても言えへん状況の子が多い。つまりモテる人に重複するってこと。不自由なくらいな方が楽しいから。そういう意味でも、女ほど身体能力高い生き物もないと思うねん。それにくらべて、男の人って何でこんなに人がいないとできないのかなって思う」
梨本「うーん、なるほど」