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まさにウォーターワールド! 北斎の「水の表現」に注目する展覧会が開催中

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「変幻自在!北斎のウォーターワールド」展が、東京・両国のすみだ北斎美術館で開催中。会期は、6月10日(日)まで。
北斎の代表作の一つである「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。この作品は「グレートウェーブ」の愛称で今や世界中で愛されており、北斎は、このダイナミックな波をはじめ、さまざまな水の表情を描いた作品をのこしている。
葛飾北斎とその一門が描く水の表現について着目する本展では、会場を「北斎すみだに生きる」「グレートウェーブ」「北斎と瀧廻り」「北斎の描く水 いろは」の4章で構成。代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に描かれた波をはじめ、水しぶきの表現、滝を描いた作品などが紹介され、キーワード別で水の表現の解説も加えられる。
命を宿しているかのように、うごめき、波立ち、きらめく北斎の描いた水が一堂に会するさまは、まさにウォーターワールド。刹那の水の動きを表現した作品の数々から、北斎の鋭い観察眼、北斎ならではの奇抜な構図、幅広い画法の学習の痕跡などを感じたい。
「変幻自在!北斎のウォーターワールド」
2018年4月24日(火)~6月10日(日)
前期:2018年4月24日(火)~5月20日(日)
後期:2018年5月22日(火)~6月10日(日)
会場:東京都 両国 すみだ北斎美術館
時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般1,000円 高校生・大学生700円 65歳以上700円 中学生300円 障がい者300円
※小学生以下無料

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