アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970 年代後半 Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2018
児童小説「パディントン」の生誕60周年を記念して、「くまのパディントン展」が美術館「えき」KYOTOで開催中。会期は2月8日から3月4日まで。
40以上の言語で翻訳・出版され、世界中で愛され続けている児童小説「パディントン(Paddington)」シリーズ。
物語の主人公は、ダッフルコートをまとい帽子をかぶった紳士な子ぐまのパディントン。南米のペルーからたった一匹でイギリスまで旅してきた彼が、ロンドンのとある駅でブラウン夫妻に出会い家族として迎えられ、さまざまな冒険談とともに街の人気者になっていくというストーリーだ。1956年に原作者のマイケル・ボンドが妻にクリスマスプレゼントとして贈ったくまのぬいぐるみから始まった。
パディントンの生誕60周年記念、また91歳で逝去した原作者のボンドへの追悼の意を込めた本展では、児童書の挿絵で知られるイラストレーター ペギー・フォートナム(Peggy Fortnum)をはじめ、各作家による絵本などの原画と、世界中で出版された書籍、ボンドの仕事道具やインタビュー映像などが展示される。会期初日は、イベント「パディントンが美術館にやってくる」を開催する予定だ。
生誕60周年記念「くまのパディントン展」
会期:2018年2月8日(木)〜3月4日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
開館時間:10:00-20:00(入館締切:閉館30分前)
※百貨店の営業時間に準じ変更の可能性あり
入場料:一般 800円/高・大学生 600円/小・中学生 400円