11:10 浅草散歩
アヴちゃん「すぅちゃんはスミレって名前なの?」
すぅ「そう」
アヴちゃん「奇麗な名前」
すぅ「姉妹全員が花の名前なの」
アヴちゃん「ええっ、素敵。ひなんちゅさんはインドネシアにいたんでしょう?」
すぅ「そう、インドネシアに10年住んでた。高校のタイミングでこっちに戻ってきたのかな」
アヴちゃん「そうなんや。言葉とか大変だったんじゃない?」
すぅ「日本語学校だったから大丈夫。インドネシア語もしゃべれて」
アヴちゃん「強いね」
すぅ「強い。マジで強い」
アヴちゃん「2回言った(笑)」
すぅ「ツアーでインドネシアに行ったとき、私が店員さんに騙されてぼったくりされそうになってて、それにひながキレてインドネシア語で『やめなさいよ!』って言ってて。でも私は騙されてることも、ひなが止めていることにも気付いてなかった(笑)」
アヴちゃん「(笑)。ひなちゃん強いねえ。わたしらを騙す人はいなそう」
すぅ「騙さないね(笑)」
アヴちゃん「この間フランスでライヴをやって。大使館でやったんやけど、現地に溶け込みつつ浮いてた。『なに人?』『いくつ?』ってめっちゃ聞かれて、『考えてごらん。さあThinking Time!』って」
すぅ「謎が多い(笑)。パンチが効いてるから」
アヴちゃん「効かそうと思ったことないんやけど、圧あるよね」
すぅ「生まれもってのパンチ(笑)」
アヴちゃん「仲いいバンドの人とかいるの?」
すぅ「あんまりいないかな」
アヴちゃん「うちらと一緒だ。単独が多い」
すぅ「対バンとかあまりしてこなかったから、今回のアヴちゃんのお誘いはすごくうれしかったの」
アヴちゃん「バンド組みたての頃はしたでしょう?」
すぅ「初期はしたけど、対バンをしても結局4人でいることが多くて。あまり派手に動かないで、ご飯を4人で食べるみたいな」
アヴちゃん「そっか。じゃあうちらとの対バンのときはみんなでなにかしたいね」
すぅ「したい!」
アヴちゃん「ステージ袖でライヴ観てるね。SPEEDなみに踊って観ておく」
すぅ「イケてる(笑)」
アヴちゃん「わたしはね、すぅちゃんのピアスの開け方のヤンキー感に、『一緒やな。信用できる!』と思って」
すぅ「あはは! 溢れ出てた。うん、信用して(笑)」
アヴちゃん「もう信用してる!」
すぅ「あ、スカイツリー!」
アヴちゃん「風情があるねえ」
すぅ「夕方に来てもよさそう」
アヴちゃん「ホッピー通りは飲んでる人が多いよね。最近は若い女の子にも人気なんだって。メンバーで遊びに行ったりするの?」
すぅ「する。オフの日にみんなで遊びに行ったりする。ディズニーとか横浜とか」
アヴちゃん「いいねえ」
すぅ「そんなことばっかりやってるから、あんまり友だちができない(笑)」
アヴちゃん「(笑)。そこで補完してるんだね。うちらは行っても映画くらいかなあ。一緒にライヴはめっちゃ観に行くけど」
すぅ「ああ、楽しいよね」
アヴちゃん「楽しい。クラブに行ったりとかはあるけど、今度は食べ歩きとかしてみよう」
すぅ「目立ちそう!」
アヴちゃん「わたしたちは衣装を自分で作ることが多いから、よく手芸用品店にいるのね。ファンの子も服飾に行ってる子が多いから、そういうところで会うと気まずい。そんなに上手にできるの!?ってくらい上手に同じ衣装を作ってる子もいて」
すぅ「ライヴにも真似っこして来てくれる人が多い?」
アヴちゃん「多いね。でもコスプレというよりは全力で自分らしく作ってきてる感じかな。チャイナ服やベビードールの子とかもいるし。サイサイのファン層は?」
すぅ「中高生の女の子とか大学生の男の子が多いかな」
アヴちゃん「最強だね」
すぅ「ファンの子ってなに話してるんだろう。こっそり輪の中に入って聞いてみたいよね」
アヴちゃん「混ざってみたいよね。バレたら緊張するけど。すぅちゃんとコイバナしたいなあ。バンドマンとか好き?」
すぅ「バンドマンはやめとけって思うけど、好きになるのもわかるかなあ。バンドマンに限らず、絶対幸せになれるほうがあるのに、危なそうというか安定しないほうにパッと行っちゃうところはあるかも」
アヴちゃん「昔から?」
すぅ「昔から」
アヴちゃん「こんなにしっかりしてるのになんでだろうね。危ない人と付き合っても段々ダサく見えてきちゃわない?。歌詞に出ちゃうほう?」
すぅ「そうかも」
アヴちゃん「出るよね~。あ、ソフトクリームある。いいなあ」
すぅ「和菓子もおいしそう」
アヴちゃん「今度は夜に来よう」
すぅ「来よう!」