ー 実際の被害者であるパリス・ヒルトンの家で撮影しているのもリアリティを増してますね?
ソフィア「彼女の私生活の一部やクローゼットの中を見るというのには、興奮しましたね。隅から隅まで全て本物です。中でも、 クリスチャン ルブタン (Christian Louboutin)の靴で埋め尽くされたクローゼットはキラキラと輝いてました」
ー あなたの作品では欠かせないサントラについて教えてください。
ソフィア「実際に窃盗団のお気に入りだったリル・ウェインやカニエ・ウェスト、M.I.A.らの楽曲を起用しました。個人的にはヒップホップにあまり詳しくなかったので、いつも聴かない音楽を知るようになったのは楽しかったです」
ー 最後に、彼らがほしかったものは何だと思いますか?
ソフィア「おそらく、高級品ではなく、セレブの真似をすることだと思います。彼らは間違いを犯したと思いますが、善悪ではなくて、行き過ぎたセレブ信仰やSNSに支配されている現代の若者たちのありのままを描いてます。彼らの視点でも、別の観点からも、楽しめる物語にしたつもりなので判断は観客にお任せします」