アヴちゃん「今日はゴールデン街をご案内していただけるとか」
小春「デート企画を見てたら、案外こっちのほうに来てないみたいだったからいいかなって」
アヴちゃん「そうなの。新宿はこの企画では初めて来ます」
小春「ゴールデン街は外国の観光客の方に人気で、すごく賑わってる。入り口のあたりの異次元感とか、あのお店の狭さはあまりないから珍しいんだと思う」
アヴちゃん「楽しみ。小春ちゃんとはゆっくり会いたいなと思ってたから、デートできて嬉しい」
小春「ももとは会った?」
アヴちゃん「バッタリ会ったことがあるの」
小春「そうなんだ」
アヴちゃん「わたしたち、何気にお互いの初期を知ってるじゃない?」
小春「そうそう(笑)。神戸のライヴハウスで会ったよね」
アヴちゃん「いまこうやってお互い同じ事務所でバリバリやれてるなんて、あの頃は思いもしなかったよね」
小春「思ってなかったよね」
アヴちゃん「『どうなるんでしょうね、これから?』って感じだった」
小春「何年くらい前なんだろう」
アヴちゃん「7年とか?」
小春「うわあ。うちは結成8年だから本当にまだホヤホヤの時だ」
アヴちゃん「『コロス!』くらいの気持ちでお互いやってた頃じゃない?(笑)」
小春「ギラギラしてた」
アヴちゃん「あっ、見て。夕陽がエモーショナル」
小春「うわーっ、美しいね」
アヴちゃん「このあたり映画館もあるんやね。映画はよく行く?」
小春「このあたりの映画館には行きまくってて、ポイントがガバガバ貯まってる(笑)」
アヴちゃん「(笑)。いい映画に当たった時は生まれてきてよかったと思えるくらい感動するけど、期待はずれだったときは『2時間返してください』って思うよね」
小春「予告編だけを観て、信じていくからね」
アヴちゃん「この間、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』を観に行ったんだけど」
小春「あ、知ってる! タトゥーとか入ってるダンサーの子でしょう?」
アヴちゃん「そう。すっごくよくて、Tシャツ買っちゃった」
小春「ホントー!? 観に行こう」
アヴちゃん「現在進行形のドキュメンタリーだから、この後がどうなっていくのか」
小春「そうか。ドキュメンタリーって亡くなった方のものが多いから貴重だね。アヴちゃんのこの髪色は青を入れてるの?」
アヴちゃん「紺を入れて、落ちてきたらこうなる」
小春「へえ、染めてみたいな」
アヴちゃん「ずっとヴァージンヘアなの? オン眉のイメージはあるよね」
小春「そう。これでも昔よりは前髪が伸びた(笑)」
アヴちゃん「メンテが大変そう」
小春「3日に一回くらい切ってた(笑)」
アヴちゃん「髪はね、色が変わると服も変わるし、楽しいよ」
小春「いいよなあ、そういうの」
アヴちゃん「小春ちゃんは青のイメージがあった」
小春「それはチャラン・ポ・ランタンというもので、ももが赤で、小春が青に決めたからかもしれない。赤も好きだけど、普段からチャラン・ポ・ランタンを演じてるからイメージカラーの青ばかりが集まる」
アヴちゃん「わたしも青は好きで多いかも」