―アロウにとってオジー・オズボーンは、パフォーマンス面でも影響を受けている特別な存在だそうですね。
ヘンリー「オジーはアロウのアイドルなんだよ」
アロウ「彼みたいになりたいわけじゃないのよ。彼をコピーしたいわけじゃない。ただインスピレーションの一つなの」
―オジーから影響を受けたあなたたちのショーは、どんな感じのショーなんですか?
アロウ「うるさい(笑)」
ヘンリー「ほんっとにうるさいよ(笑)。たくさん驚きがある。マジックショーみたいな感じ(笑)。それは冗談だけど(笑)」
―火をつけたりはしませんよね?(笑)。
アロウ「今のところはね(笑)」
ヘンリー「70年代と同じくらいのエナジーがある。ステージに立ってペダルを見てるだけ、みたいなショーじゃないよ」
―ところで、スタークローラーが結成されたのは、アロウとヘンリーが高校で出会ったことがきっかけだったそうですね。
アロウ「たまたま私が彼に声をかけたの。ヘンリーのことは全然知らなかったんだけど、見た目がクールだなと思って、『ギターは弾ける?』って聞いたの。そしたら彼が『弾くよ』って答えた。それが出会い(笑)」
ヘンリー「最初に会った時は、『変わってるな』と思った(笑)。いきなり近寄ってきたからビビっちゃったよ。普通、いきなり近寄ってきて声かけてくる奴なんていないだろ?(笑)。背も高いし、目立つから余計怖いよな(笑)。しばらく目を丸くしてたよ。彼女の態度が『私が誰だか知りたいでしょ』って感じでさ(笑)」
アロウ「(笑)」
ヘンリー「とにかく目立つし、『こいつ何者?』って感じだった」
―でもその後、2人は意気投合して一緒に演奏することになるわけですよね?
アロウ「ただギターを演奏できる人を探してたの(笑)」
ヘンリー「俺、利用されたんだよ(笑)」
アロウ「そう、利用したのよ(笑)。ってのは冗談。ちょっとウザい時もあるんだけどね(笑)」
ヘンリー「そう、俺ってたまにウザいんだ(笑)。俺っていつもピョンピョンしてるからね。たくさん話すし、飛び跳ねてるし。糖分の摂りすぎで(笑)」