時代を超えて愛され続けるフランスを代表する写真家・ロベール・ドアノーの人生を描き出すドキュメンタリー『パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉』が4月22日より公開。
1950年、アメリカの『LIFE』誌の依頼で撮影された「パリ市庁舎前のキス」。1980年代にポスターとして発売されて以来、世界中で知られるようになり、以来“愛〈アムール〉の国・フランスの象徴”として、現在でも愛され続けている彼の代表作だ。本作は、この写真の知られざる撮影秘話をはじめ、パリで生活する人々の日常を捉え続けた彼の生涯や写真哲学について、紐解いていく。
監督を務めるのは、ドアノーの孫娘であるクレモンティーヌ・ドルディル。家族の視点だからこそ浮き彫りになる、優しい祖父としての一面にも注目。
パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉
監督:クレモンティーヌ・ドルディル
出演:ロベール・ドアノー、ダニエル・ペナック、サビーヌ・アゼマ、ジャン・クロード・カリエール、堀江敏幸
(2016年/フランス)
4月22日(土)東京都写真美術館ホール、ユーロスペースほか全国順次公開
©2016/Day For Productions/ARTE France/INA ©Atelier Robert Doisneau
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