異なるジャンルのアーティスト達が作品を持ち寄り、展示・発表を行う、マルチプロジェクト。
この日のために各国の気鋭アーティストが東京に集結し、東京と世界のカルチャーを共有する場として「DISTRICT 24」を開催する。
【イベント概要】
DISTRICT 24
<開催日時> 平成29年 3月19日(日)~23日(木)計5日間 14時~22時(最終日のみ20時まで)
※ 18日(土) 18時~21時の間でOPENING PARTYを実施
<開催場所> TEMPORARY CONTEMPORARY 〒104-0052 東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫2 階
※入場料はOPENING PARTYを含め全日無料、何方でも入場可
<WEB SITE> http://www.district24tokyo.com
<instagram> @_district24_ (イベントハッシュタグ: #_district24_ )
<協力> temporary contemporary / supply tokyo
<協賛> jackpot / BLANKMAG
ーDISTRICT 24 実施にあたって
インターネットの発達によって、まるで自分がその場にいるような、そんな錯覚に陥る程、素早く情報が得ることが出来る。実際に見なければ、良さが分からないものだって沢山あるはず。経験するに勝るものはない。今回僕たちはそこに問題提起をし、画面越しに見るだけでは伝わらない事を伝えるべく、「DISTRICT 24(ディストリクト トウェンティーフォー)」を開催する。「 DISTRICT 24 」が完成する時、きっとご理解頂けるはずだ。僕たちが行動する意味と社会に訴えたい事を。
■栁澤 春馬 (ヤナギサワ ハルマ)
1994 年生まれ。長野県出身。文化服装学院卒業。2016年よりNYへ単身留学。アートギャラリーの在り方に疑問を抱き、アーティストの作品が持つ世界観と展示空間がリンクするエキシビジョン「youth」を開催。帰国後、NY で培った経験を生かし、アーティストとの協業によるプロジェクト「 DISTRICT 24 」を立案、 ディレクター務める。
■石川 淳 (イシカワ ジュン)
1991年生まれ。神奈川県出身。文化服装学院卒業。
自身が19歳の時単身渡米。帰国後文化服装学院へ入学、在学中は
流通過程スタイリストコースに在籍。卒業後、現デザイナー 高橋颯人と共に
クチュールブランドmaison de Fを立ち上げる。
今回、栁澤と共に本プロジェクトのディレクターと務める。
ーART WORK
世界各国から気鋭アーティストが東京に集結。本エキシビジョンのために作品を新たに制作。会期中はアーティストが在廊する。※アーティストの在廊時間は不定期。
アーティスト
コラージュ作品の展示 / JULIET CASELLA ( ジュリエット カセッラ )
フランスのパリ出身のコラージュアーティスト。
幼少期よりアートに興味を持ち 10 代より様々な手法を通じて実験的に製作を始める。
弱冠24歳の類稀なるセンスは高く評価され、LOUIS VUITTON
2016 CRUISE COLLECTION において、アートワークの提供行っている。
本エキシビジョンのために新たにアートワークを制作。
「Lost Youth」を制作した木村 太一氏との共作によるビデオコラージュの展示も行う。
ショートフィルムの上映 /NADIA BEDZHANOVA ( ナディア ベツォハノヴァ )
NY を拠点に活動するロシアのモスクワ出身のフィルムディレクター。
gosha rubchinskiy に衣装提供を受け、制作した「wasteland」がi-D magazine
に取り上げられる。Youth cultureに焦点を当てる作品が多く、最近ではvogue moscowにフューチャーされ、king kong magazineへのフィルムの提供など目紛しい活躍を見せる。
本エキシビジョンのために新たに映像を撮りおろし、プレミア上映を行う。
ーOPENING PARTY
ゲストDJを迎え、一夜限りのパーティに花を添えます。
<開催日時> 平成29年 3月18日(土) 18時 ~ 21時
<開催場所> TEMPORARY CONTEMPORARY内 POP UP SHOP SPACE
・コラボレーション企画 1
ニューヨーク、サンディエゴ、東京のアーティストによる、ボーダーレスなコラボレーションアートワークの展示を実施。
< GRACE AHLBOM × JULIAN KLINCEWICZ >
アップカミングアーティストの二人がタッグを組み、アイスランドの若者にフューチャーしたフォトピースを展示。
GRACE AHLBOM ( グレイス アルホム )
NY 在住の 23 歳のフォトグラファー。
RYAN MCGINLEY の 下でアシスタントとしてキャリアをスタート。
スケーターの世界の重鎮とも言えるアレックス・オルソンの新ブランド「call me 917」の
ルックを撮り下ろしたことで、一躍脚光を浴びる。NYのトップアートスクール、
プラット・インスティテュートで開催した写真展では、ストリートカルチャーをルーツに持つ
彼女らしいクリエイティブな空間を創造し、NYのクリエイターの注目の的となった。
Adidasやdazed magazineなどをクライアントに持つ。
JULIAN KLINCEWICZ ( ジュリアン クリンスウィックス )
サンディエゴ在住の 21 歳のマルチメディアアーティスト。
スケーター、モデル、フィルムディレクター。一つのジャンルに囚われることなくマルチな才能を存分に発揮している。 国内外のブランドのカタログや広告モデルも務める。日本での個展も開催しており、サングラスブランド「SUPER」とのコラボレーションサングラスの販売、自身のブランド「Mimosa Pudica」ランウェイショーの開催、最近ではACNE 2017S/S のビデオも制作するなど、目紛しい活躍を見せる。
・コラボレーション企画 2
< THE OVERSEA × MONIKA MOGI >
独自の視点からアプローチを試みる2組のアーティストによるコラボレーション。
東京を舞台に彼らの感性を落とし込んだフォトピースを展示。
THE OVERSEA( オーバーシー )
NY&TOKYOをベースに活動するヘアクリエイティブチームTHE OVERSEA。
SHIZENのコンセプトをベースにNEW YORK x 東京の世界観を再現。
サロンワークを活動の中心としながら The Journal、Tim Barber、Kathy Lo、Richard Kern、
Peter Miles、Kazumi Asamura Hayashi、東京とNYのカルチャーシーンのアイコンと
コラボレートしフォトブックやアートピースも作成。
国内外の様々なシーンでヘアメイクを手がける。
MONIKA MOGI( モニカ モギ )
神奈川県出身の24 歳のフォトグラファー。
15歳の頃より趣味で写真を撮り始める。18歳の時、VICEからアプローチをし、掲載に至る。被写体の自然な姿を撮ることを好み、生々しさのあるリアルな女の子をフィルターを通して発信している。i-D magazine、The Editrial Magazine、Dazed&Confusedなど様々なメディアにフューチャーされている。
ーNSTALLATION
日本のファッションブランド、MAISON DE F(メゾン ド エフ)による、本エキシビジョンのために制作したアイテムを使用し、インスタレーションを実施。
ブランド
maison de F( メゾン ド エフ )
2014 年設立、デザイナーは高橋颯人による maison de F
( メゾン ド エフ )。
日本のファッションブランド。服と人体との間の空気、空間をデザインし、人物そのものが映えるアイテムを提案している。クチュール形式でユニセックスのアイテムを展開してきたが、2015年にプレタポルテの展開をスタート。 2017SSよりパリに発表の場を移している。今回のエキシビジョンのために、制作したアイテムを使用し、インスタレーションを行う。
ーPOP UP SHOP
インディペンデントに活動するブックストアのポップアップショップのオープン。
そして、クリエイターとの協業によるエクスクルーシブプロダクトを販売。
・ブックストア
セレクトブックスの販売/ BLANKMAG( ブランク マグ )
NY をベースに活動するアーティストをメインに、世にほとんど出回らない希少なブック
をセレクトしている気鋭ブックストア。
今回のエキシビジョンためにセレクトしたスペシャルなBOOKの販売や希少価値の高い
作品の展示も行う。
セレクトブックスの販売 / commune( コミューン )
国内外のアーティストを紹介してきた「gallery commune」を2015年に閉鎖し、現在は出版レーベル「commune Press」を運営。ZINEやアートブックのセレクトを行なっており、2016年2月には実店舗をオープン。国内外で開催される、展示のキュレーションも手掛けている。会期中はcommuneがセレクトしたZINEやアートブックの販売を実施。
・スペシャル企画
アップカミングアーティストGRACE AHLBOMが、アーカイブアートワークを使用し、本エキシビジョンのためのエクスクルーシブTシャツを販売。