トーキョー カルチャート by ビームスは、2016年11月19日(土)から12月7日(水)の会期にて、 オオクボリュウと宮澤謙一 (magma) による初の二人展「GRANDMOTHER」を開催。 平面 / アニメーション作品を制作しているオオクボリュウと、アーティストユニット magma ( マグマ ) のメンバーとして、立体表現を得意とする宮澤謙一。 本展では、かねてから共通の趣味を通して交流のある 2 人が、ごく日常的なテーマやモチーフを元に、 イメージを共有しながら制作した平面作品、立体作品を発表する。会場では、展示作品をはじめ、「花瓶」をモチーフとしたソフビなど、オリジナルグッズの販売も行う。
初日の 11 月 19 日 ( 土 ) には 17 時よりオープニング・レセプションを行うほか、会期中は関連イ ベントを予定。
展覧会名:オオクボリュウ・宮澤謙一 (magma)「GRANDMOTHER」
会期:2016年11月19日(土) ‒ 12月7日(水)
【 オープニング・レセプション:11 月 19 日(土)17:00-20:00 作家来廊 】
【関連イベント:詳細は後日ウェブサイトにて発表 / http://www.beams.co.jp/tokyocultuart 】
営業時間:11:00-20:00
休廊日:木曜日
会場:トーキョー カルチャート by ビームス ( 東京都渋谷区神宮前 3-24-7 3F) Tel: 03-3470-3251
【アーティスト・コメント】
いつかの飲みの席で、謙一さんと「世の中には、消費され尽くされたモチーフやテーマがあるけど、 そんな事柄に目を向けたらどうなるんだろう?」という会話をしました。例えば、「机の上の花瓶」「緑 生い茂る山」「ファンシーな子猫」なんていう絵は陳腐すぎて、今まで積極的に描こうと思ったこと は一度もありません。でも想像してみたら、ああ、ちょっと見てみたいかも。
– オオクボリュウ
巨匠たちが描いた部屋の風景。
奥のテーブルの上には、花瓶に花が生けてある。
その佇まいに妙に惹かれてしまう。
こんな想いは、自分だけだと思っていたが、
共感してくれるオオクボリュウ君がいた。
背景の花瓶を手にとって、よく見てみたい。
– 宮澤謙一 (magma)
【プロフィール】
オオクボリュウ|Ryu Okubo
イラストレーター・映像作家。幼少期をアメリカ・ルイジアナ州で過ごす。2011 年にアニメーショ ンで制作したヒップホップグループ PSG の『寝れない !!!』が話題となる。イラストレーターとして 雑誌 POPEYE、BRUTUS、TRANSIT、Number 等で挿絵、細野晴臣の著書、ボブ・ディランのディ スクガイドの挿画、BEAMS-T での T シャツデザインを手がける。映像ディレクターとしては Mndsgn、斉藤和義、後藤正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)、group_inou、快速東京、 D.A.N. の MV をいずれもアニメーションで制作。その他東京メトロ広告、MTV、SPACE SHOWER TV SPOT やショップの内装アートワーク、ライブでの映像演出等、手描きのイラストを生かした活 動を展開。http://ryuokubo.jp/
宮澤謙一 | Kenichi Miyazawa
2008 年よりアーティストユニット “magma” として活動。樹脂、廃材、モーター、木などを様々な 素材を使ってコラージュする。キネティックアート・オリジナルプロダクツの制作を主とし、他、舞 台美術、アナログロボット、什器など幅広く手掛けている。近年は、ゆず「終わらない歌」Music Video(SPACE SHOWER MUSIC AWARDS にて VIDEO OF THE YEAR 受賞 ) の美術、アリーナツ アー “TOWA” ではタイトルデザイン、ステージセットに美術作品を提供。木村カエラ、サカナクショ ン、きゃりーぱみゅぱみゅなどの Music Video にて美術を手掛け注目を集める。他、ファッション ブランド FACETASM とのコラボレーションによるアクセサリーの制作や、keisuke kanda 新宿店 の店舗内装、東京ミッドタウンで開かれた「NHK E クリ」(2014) にて E クリハウス・什器の制作、
「TOKYO DESIGN TOUCH 2014」に作品提供するなど活動は多岐に渡る。原宿の ROCKET で初個 展「SHOCKTHEWORLD」(2010)、2016 年に池尻大橋の VOILLD で「SYMVOL」(2016) を開催。 現在開催中の KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭に出展 (11/20 迄 )。
http://magma-web.jp/
© Ryu Okubo, Kenichi Miyazawa(magma)