トム「オレは’Deep Grass’だと思う。途中でブレイクダウンがあって、ジョーのドラムとマイルスのキーボードが入ってくる。アルバムの最後を飾る曲だし、曲の中に落ちて行くような感覚になる曲だと思うね。あと、’Honey Sweet’も好き」
ジョー「オレのお気に入りは’Blown Rose’。本当に良い曲で、上手く書かれている。それは聴くのが好きなトラックなんだけど、演奏するなら’Deep Grass’だな。本当に催眠術みたいな曲なんだ」
マイルス・ケロック(Key、以下マイルス)「そうだな…オレは’Smashed Pianos’が好きかな。とにかく良いトラックだから(笑)」
チャーリー「オレは’At Most a Kiss’。あの曲は大好き。演奏していても楽しいよ」
ジョシュ「オレは皆の意見の間だな。’At Most a Kiss’か’Deep Grass’。でもアルバム全体を誇りに思っているよ。特に’Deep Grass’では、あの壮大なギター・ソロが最高だと思うね(笑)プレイしていて楽しいし」
──ところで、マンチェスター出身でしたよね?
全員「ストックポート!!(笑)」
──あ、失礼……(笑)。
トム「マンチェスターとすごく近いけどね」
──どう違うんですか?
ジョシュ「マンチェスターより小さい(笑)」
──マンチェスターの音楽シーンとストックポートの音楽シーンは何が違うと思いますか?
トム「あまり違いはないよ。ストックポートにはあまり音楽シーンがないからね。オレたちもギグをやる時はマンチェスターでやっていたから、自分たちが属していた音楽シーンを考える時はマンチェスターも含まれると思う。でも、オレたちってあまりシーンのことは気にしてないんだ。自分たちがやりたいことをやっているだけ。いつも自分たちだけのゾーンにいるんだよ。敢えて言うなら、アンダーグラウンド・シーンかな」