常盤貴子と池松壮亮が初共演し、井上荒野の同名小説を映画化した『だれかの木琴』。
夫と中学生の娘と暮らす、平凡な主婦の小夜子。引っ越し先で見つけた美容院で若い美容師の海斗に髪を切ってもらうと、その日のうちに海斗からのお礼の営業メールが。小夜子は「今後ともよろしくお願いします」となにげなく返信するが、そのとき、小夜子の心の中で何かがざわめく。その後も返信に返信を重ね、レスが途絶えると再び店を訪れて海斗を指名する小夜子。ある日、店での会話から海斗のアパートまで探し当てた小夜子は、ドアノブに「買いすぎたのでどうぞ」というメモとともに苺のパックを吊るして帰る。拭いがたいモヤモヤを感じていた海斗は、そこではっきりと小夜子の執着を危険なものとして感じ取る――。
小夜子が海斗に募らせる、狂気じみた想いの行方とは? 公開は、9月10日より。
だれかの木琴
監督・脚本:東 陽一
出演:常盤貴子、池松壮亮、佐津川愛美/勝村政信
(2016年/日本)
9/10(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国ロードショー
©2016年『だれかの木琴』製作委員会
http://darekanomokkin.com/