OKAMOTO’Sのメンバーが友人はもちろん、憧れのアーティストなどをゲストに迎える対談企画第13弾は、オカモトレイジが愛してやまないミュージシャンRIKI HIDAKAが登場。NY に拠点を移して活動しているRIKIとの久々の逢瀬に、親衛隊を自負するレイジのテンションもMAX。なるべくして友人になったという二人の出会いから音楽についてまでをお送りします。
―—今回、ツアーでいろんな地方に行ったのはライヴをたくさんやりたかったから?
ヒダカ「そう。いままではあんまりライヴはやりたくなかったんだけど、今回のアルバムは初めてちゃんと人に伝えたいというマインドになって。それもあって神鳥(孝昭/広島のSTEREO RECORDS代表)さんに相談したら、ツアーを組んでくれて」
レイジ「『不良たちの描いた夢は』を聴いてヒダカのマインドの変化を感じました。あの曲、ものすごくいいよね。好きすぎて、自分が出演させてもらったフジテレビのドラマ(『SHIBUYA零丁目』)で使わせてもらって。しかも、ドラマのなかであの曲が流れるタイミングがヤバくて。EDMがガンガンかかってるクラブに俺と池田エライザちゃんが乱入して、最初にシーナ&ザ・ロケッツの『涙のハイウェイ』をかけて、その後に『不良たちの描いた夢は』をかける」
ヒダカ「最高だね。(笑)本当にうれしい。アルバムの2LPも出すよ。クソいいよ。よりよくなってる」
レイジ「ヤバいね。楽しみ」
ヒダカ「今回のアルバムは途中まで作ってた曲がいくつかあったんだけど、年末にヤンのフリーソロアルバム(『Blue Angels of Santa Monica』)を聴いて、このままじゃダメだと思って全部作り直して」